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漢検準1級に挑戦する大学2年生の勉強記録①
高校2年で漢検2級に受かってから、いつか準1級に挑戦したいなと思っていた。
しかしテキストを購入し、開いてみると、見たこともない漢字ばかりで、結局高校在学中に受験することは断念してしまった。
その後、大学に入学し、文学の勉強をしていると、どんどんテキストに載っている漢字を文学作品で目にするようになった。そして、コロナの自粛期間、暇すぎて遂に「もう一度準1級に挑戦してみよう」と勉強を始めた。
初めは試験が行われるかすらわからないので正直そんなにモチベーションはなかったが、10月18日に試験が実施されると分かったため、9月から勉強を本格的に始めることにした。
まず私の実力はというと、なかなかまずい。
漢字検定は2級以上になると200満点中160点前後が合格点になる。その回の問題難易度によって合格点は変動する。
テキストに載っていた、本番の試験に似せて作られている演習問題を解いてみると、51点しかなかった。
正直自分が全く解けないことは分かっていたので、あまり落ち込みもしなかった。伸び代しかねーじゃん!とさえ思った。
ガチで受かりたすぎて、そこから勉強法をネットで調べまくった。その結果分かったことがいくつかある。
どのサイトを見ても書かれているのは、「四字熟語」と「故事・諺」の範囲を先に重点的に勉強しろということだ。
そこでまず、「疾風怒濤」程度しかわかる四字熟語が無いテキストの四字熟語の範囲を覚え切ることにした。
これも、どのサイトを見ても書かれていたことだが、使う問題集は「頻出度順問題集」が1番いいらしい。
漢検には「2級配当漢字」「準1級配当漢字」など各級によって漢字がランク付けされているが、準1級に配当されている漢字でも1度も試験に出たことがない漢字が存在するようだ。そのため、すべての漢字を覚え切る必要がない。
必要なのは、出やすい漢字から覚えていくことだ。
私の使ったテキストは旺文社さんの「分野別漢検でる順問題集」。アマゾンで買える。
この問題集のいいところは、すべての問題の隣に単語の意味が書いてあることだ。
準1級の漢字は文学や日本語学をやっている人でないと日常的に使うことのない感じばかりで、辞書が必須となる。1ページに出てくる漢字の99%を辞書で引かなければならないレベルだ。
しかしこの問題集はその必要がない。ときにはしっかりと辞書やネットで調べて語源まで知る必要のあるものもあるが、基本的には教材だけで勉強が捗る。
出やすい漢字がA〜Cに分類されているので、まずはAとBの四字熟語、故事・諺を重点的に1週間勉強した。
すると、演習問題の点数が51点から111点まで飛躍的に上がった。
勉強の効果がしっかりと出ていると言えると思う。
試験まであと1ヶ月とすこしなので、次は「対義語・類義語」などの別分野も攻めていこうと思う。
このnoteを読んでくださっている方に、合格までお見せできると嬉しい。
10月18日に同じく受験する方は、級を問わず一緒に頑張りましょう。
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