生理痛がつらい人に低用量ピルを検討してみてほしいはなし よかったことと副作

低用量ピル、ご存知でしょうか
いま生理痛でつらい思いをしている人へ、低用量ピルの服薬を検討してみてほしいと思ってこの文章を書いています。

私は飲み始めてかなり楽に生活できるようになりました。ただ、個人差があることなので、産婦人科やオンライン診療で一度相談をして、自分の体質や目的にあった方法を選んでみてください。
子宮内膜症など、病気が潜んでいる可能性もあるので、生理の度に痛みに悩まされている方には早めに受診することをおすすめしたいです。


ピルをのみはじめる直前は、生理前と生理中は特に、生理後にも(もはやずっと)激しい頭痛や腰痛、腹痛に悩まされていました。

ついに痛み止の薬を飲んでも全く痛みがおさまらないところまできてしまい産婦人科受診を決意、結果もっと早く行っておけばよかった…とおもうほど症状が改善しました

飲み始めてよかったこと

・予定がたてやすい
・体調にふりまわされにくい
・ホルモンバランスによる肌荒れが落ち着いた
・心の準備ができる(痛みやメンタルに対して)
・出血が少ない
・服や寝具が血で汚れにくい
・痛み止めをほとんど使わなくてよくなった

私は、第2世代(LNG)三相性、28日周期投与のものを飲んでいます。
ピルを飲む以前は、生理の周期がずっと不定期で、いつくるかわからないストレスから解放されたのはかなり大きかったです。

飲み始めは吐き気が

最初のうちは激痛がおさまらず、1~2ヶ月は副作用の吐き気が加わっただけの状態で、くじけそうでした
これも薬の種類で違ったり、個人差があるとおもいます。

血栓症のリスクがあがる
生涯飲み続けられるわけではない

副作用として注意したいのが血栓症です。発症確率は高くないものの、下記に当てはまる場合は血栓症のリスクが高くなるので注意が必要です。
・肥満体型
・煙草を吸う
・40代以上
・家族に血栓症を発病した人がいる

毎日同じ時間に飲む必要があるので、夜勤があったり生活スタイルによっては服薬が困難かもしれません。

ピルにはいくつかの種類があり、目的や体質にあわせて処方されます。いちばん最初は症状や体の状態の確認のためにも産婦人科で診察してもらったほうがいいとおもいます。
合う合わないには個人差があるため、初めてピルを服薬するときは一気に何シートも買わずに様子をみてみてください。

最初の診察以降は、別の場所のオンライン診療で薬を購入しています。
その病院で購入するには、年に一度、子宮がん検診と血液検査(腎機能、肝機能、脂質)をうけていることが必要で、購入時に検査結果の写真を送っています。

さいごに

低用量ピルをひとつの手段として考えてもらったり、必要な人に情報を共有する事ができるとうれしいです。
最終的に服薬するかは、副作用や金銭面など、様々なリスクと天秤にかけて本人が決めることなので、「楽になるならのめばいいじゃん」など飲まないでいる人をせめることはしないでほしいなともおもいます。

以上、自分にあった方法で、過ごしやすい生活を手に入れましょう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?