見出し画像

Hakodate Travel Vol-4

大学2年生の夏休みに突入。ここから≪国際協力≫≪海外ボランティア≫に興味を持ち、新たな動きが起こるのであった。

Salamat Pagi

私の在籍していた専攻では卒業要件に、
『海外に行き実習や留学をすることで単位を取得しなければいけない』
という要件があった。1年や半年の『協定校留学』、3-4週間の『海外派遣プログラム』、1-2週間の『スタディツアー』、休学や長期休暇を使って自力で頑張る『海外演習』というようなイベントを通過しなければいけない。
そんな中私は陸上部の先輩・友人と『インドネシア・スタディツアー』を選択し、数回の事前実習に参加し現地へ向かうことになった。
「アジアだし物価やすそう」
「ASEAN全国制覇したいな」
なんて、それくらいしか考えていなかった。

Nama saya Satoshi

航空券を自分たちで手配するのだが、大手航空会社はなんと往復10-12万円。対して格安航空会社(赤白)はおよそ半額の往復約6万円。
担当教員にアジア旅行の実績を説明し、おそらく他のスタディツアーを含めても珍しい【現地集合・現地解散】で、本隊と合流することとなった。
函館からフェリーに乗って青森に渡り、青森から東京までバスに乗り、羽田からマレーシア経由でインドネシアへ向かう貧乏旅。無事に先乗りで到着し本隊と合流してスタディツアーは始まったのであった。

Ini oleh oleh dari Japan

当時の活動内容が、学生記者時代の記事として現在も公開されている。
国際関係の機関を訪問したり、現地の大学を訪問し、日本語で交流をしたり。そこで出会った友人とも、現在も取り合う関係である。
食べ物は辛いけど美味しい。渋滞で車は進まないが歩くと楽しい。毎日お腹をくだす・毎日体調不良者がでるが、みんなで一緒にツアーは楽しい。
ついでにビールがうまい。
何と素敵なインドネシアツアーだったことか!!

ハタチを迎えてて良かった〜、と感じた瞬間No.1

Saya suka nasigoreng

ところで。出発前の事前研修では簡単なインドネシア語を勉強した。
Salamat Pagi (こんにちは)
Nama(名前) saya(私) Satoshi (私の名前はサトシです)
Ini(これ) oleh oleh(お土産) dari Japan (こちらは、日本からのお土産です)
とりあえずこのフレーズを使いこなすいことができれば問題ない。
好きなものを伝えたいときは、
Saya(私) suka(好き) ~
を使おう。
とある友人は自己紹介の時に間違えて、
Nama saya nasigoreng!(私の名前はナシゴレンです)
と言っていた。ナシゴレンはインドネシアのチャーハンである。
これにはみんな爆笑だったことを、今思い出した。

Indonesia

今、最ももう一度訪れたい国のひとつがインドネシアである。
高温・高湿度・排気ガスの匂い・あいさつ代わりのクラクション、どれをとっても懐かしい。
このスタディツアーを経験したことで、さらに海外渡航のレベルはあがり、国際関係について考える重要なタイミングとなった。

しかし帰国後にまさかあんなことが起ころうとは、、、

画像1
名前も知らないインドネシア人たちと大学生たち


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?