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さるぶつ道場 電場と電位1

2つの電荷がつくる電場中での粒子の運動

 図1のように,真空中の $${xy}$$ 平面上の点A $${(0,4a)}$$ ,点B $${(0,-4a)}$$ の2点に電気量 $${Q}$$ の正電荷を固定した.なお,ここで扱う粒子の質量は大変小さいので,重力の影響は無視してよいものとする.また,クーロンの比例定数を $${k}$$ とし,電位の基準点は原点Oから無限に離れた点とする.

図1

(1) O,及び点C での電場の大きさと向きを求めよ.
(2)原点から無限に離れた点の電位を0として,O及びCでの電位を求めよ.
(3)質量 $${m}$$ ,電気量 $${q}$$ の正電荷PをCからOまで移動させるとき,外力がする仕事を求めよ.
(4)CからOに向けて,Pに初速度を与えて発射させたとき,PがOに到達するための最小の初速度 $${v_0}$$ を求めよ.
(5)CからOに向けて,Pを $${v_0}$$ で発射したところ,PはOを越えて,$${x}$$ 軸に沿って進み続けた.Pが無限遠点に達したときの,Pの速さ $${v_{inf}}$$ を $${v_0}$$ を用いて表せ.

 解答はこちらです.


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