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子ども服を縫っても、着る子がいない

妊娠中にベビーグッズを作ったことがきっかけで、洋裁が趣味になった。

未就学児の子育ては想像と違って、朝起きて、朝食をとり身支度して家を出るだけのことが全然思うように進まない。なんなら、家から徒歩5分の保育園に全然たどり着かない。仕事も中途半端。

私って何もできないんだな、子育ても家事も仕事も。そんな無力感でいっぱいでも、布と洋裁本を引っ張り出して縫って、完成品を手に取ると私にも出来ることがあるって安心した。

妊娠中に縫ったベビー服

でも1歳半くらいから、子どもは私が作った服はほとんど着なくなった。
既製品、手作り品にかかわらず、好みとその日の気分で「イヤ!」を、かなりはっきり主張する子だった。ほとんどが「イヤ!」だった。

この辺りから、あまり着てもらえていない

「イヤ!」を、聞くのが嫌になった私は、子ども服は縫わなくなった。
その代わりに、自分の服を縫ってみた。
大人服は裁断に一苦労だし時間もかかるし大変だけど達成感があって楽しい。

しばらくは時々大人服を縫おう。
いつか子どもがリクエストしてくれたら、一緒に布を選んで縫ってみたい。


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