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文をかいて発散してなくしてく

「もうすでに人生を間違えてるんだろうな」と投げやりな自分の言葉に全てがどうでもよくなりかけた。電車に乗っている人の視線が全部こちらに向いてるように見えて、出てきたばかりのビルから同僚が見張っているような気がしてきて、吐きそうになる。がんばれない自分はくそ。そう思うのにやる気のかけらも湧いてこなくてさらに消えたくなる。
苦しみのほとんどは恥なのかもしれないと思った。
心はしんどいのに体が丈夫なことがさらにまたしんどい。
もういやだと思って、本当に萎えたけどこの気持ちをメモし続けた。嫌な気持ちしか今は感じられないから全部書き出してみようって。
そしたら薄々わかってたけど、わたしの感じてる苦しみなんてほとんどなかった。ノート一冊いってしまうくらいたくさん出てくるだろうと思ったけど、全然出てこなくて、10分くらいで指が止まった。またそんな自分を貶したくなったけれど、こんなものかという笑いの方が強くなって、なにも思わなくなった。文章はデトックス。

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