休みが多い病院はホワイト病院?少ない病院はブラック病院?

病院の求人を見ると、

「年間休日120日!とても働きやすい病院です!」

と、お休みの多さをアピールした病院を目にします。

それに比べてうちの年間休日は105日。。。


「えー!休みが15日も多いじゃん!」
「きっと働きやすくて、良い病院なんだろうな。」
「いっそのこと転職しようかな。。。」

と思ったあなた。

ちょっと待ってください!!

ここには大きな落とし穴が。。。それは、

1日の所定労働時間です。

例えば

A病院の年間休日数は105日。
すると、年間の労働日数は
365日-105日=260日
勤務時間は8:30~17:00、休憩は1時間です。
その場合の1日の所定労働時間は7.5時間。
よって年間所定労働時間は
7.5時間×260日=1950時間
となります。

一方、B病院の年間休日数は120日。
すると、年間の労働日数は
365日-120日=245日
勤務時間は8:30~17:30、休憩は1時間です。
その場合の1日の所定労働時間は8時間。
よって年間所定労働時間は
8時間×245日=1960時間
となります。

「・・・ってあれれ?B病院の方が労働時間が長いじゃん!」

なんてことはよくあります。

そもそも病院は医療職の配置基準で成り立っています。お休みの多さと働きやすさは別問題。そんなにおいしい話はありません。

※ちなみに当院はA病院のタイプ。お子さんのお迎えがあるママさんナースに好評です。夕方の30分は大きいですからね!


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