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瀬戸熊オーラス 痛恨のリーチせず 逆転倍満裏ドラ的中率は?

瀬戸熊にオーラス大逆転の可能性が残された手が、残り自模番がない状況で入った。リーチ一発海底ピンフイーペードラドラのハネマンでは、TOP目には1200点足りなかったが、裏が乗れば倍満で逆転だった。

結果論ではなく事前に日吉が言っていたように、リーチという選択はありだったのではないだろうか。もし仮に裏ドラが乗れば倍満直撃で、風林火山は一気に100ポイント台まで落ちていたはずだ。

ちなみに、裏ドラが乗る確率はざっくり「大体3回に1回くらいは裏ドラが乗る」と言われる。どうやら期待値とやらを計算すると被りのないピンフで31%と計算できるらしい。つまり昨日の瀬戸熊の裏ドラが乗る確率およそ25%前後だったと言える。

痛恨の逆転の可能性があったリーチせず。果たしてこの判断ミスは今後の展開にどうかかわるのだろうか。

ガチ勢バイアスというものがabemaのコメランにも跋扈する一方で、同時にファンの中には過剰なまでに麻雀プロを神聖化するバイアスに嵌り、下手な深読みをして妙にプロを擁護する一群もいる。

物事には基本コインにも表と裏があるように、どちらに比重を置くかによって見方を相対的に変化させることは可能だ。それこそ良く言われるコップ半分に入っている水をどう見るのか?問題でもわかる。客観的なコップ半分まで水が入っている状況を<まだ半分>で表現するのか<もう半分>で表現するのかでも見方は変わる。

こうした相対主義を乗り越えて、マクロな視点で物事を捉えるにはどうしてもプラス面とマイナス面をバランスを取り、それらを比較考慮しながらも、最終的に総合判断する力が求められる。何がより大であり何がより小なのかを戦略的に判断する力だ。

実はこのマクロな総合判断力こそがプロをプロたらしめる所以でもある。

戦略的な思考のできない素人はおよそ、その思考もミクロであることが下記のnoteを見ても了解されるのではないかと思う。もし気が向いた人がいたら、寿人らしさとはマクロな戦略眼にあることを表現したつもりなので是非覗いてみてほしい。


当noteではどちらにも偏ることなく、可能な限りバイアスを排除し、曇りのない目でレビューしていこうと思っている。

例えば今回の瀬戸熊の場合、結局いろいろな観点はあるにせよ、Mリーグのゲーム性を戦略的かつ客観的に見た時、どこまでいってもTOP+50ポイントというものを何回取ってこれるかが、勝負を決する意味でに決定的に重要な意味を持ってくる。このゲーム性については何人も否定できない。たとえ、裏ドラの乗る確率が25%だったとしても、リーチの一択だったと当noteでは結論する。

個人的には上記noteの有料部分にも示したように麻雀プロを神聖化するバイアスにも嵌らないが、下記のnoteにも示したようにガチ勢バイアスからも明きらかな距離を取ってゆくつもりだ。



最後になりますが、もし気が向いたらフォローくださると幸いです。



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