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医療マネジメント職 山口さん

これまでの経歴を教えてください

商社に入職し4年、結婚し主婦として7年、谷田病院に入る前は地元の役場で臨時職員として勤務していました。

なんで谷田病院を選んだのですか

前職場で働いている時に、甲佐町の過疎化の現状を目の当たりに・・そこに熊本地震が重なり、『どうすれば甲佐町がよくなる?』『もっとこうすればいいんじゃ無いかな~?』と考える事が多くなったのですが、じゃあ具体的に臨時職員の自分に何ができるか?と問うても『私では何も出来ないね』のくり返しでした。
公務員のイメージは『護り』かな?新しいこと興すの事よりも、私たちの生活を堅実に平等に護るって感じですね。

そんな生活の中のちょっとしたイベントで谷田病院の名前を聞く事が多くなり、それが、病院なのにそんな事もやっているのか~に変わり、谷田病院は新しいことをやっていて、楽しそう!と羨ましくなり、もしかすると『もっとこうすればいいのに!!』を実現できる職場なんじゃないかなと勝手に期待して、気づけば一歩を踏み出してしまった次第です。。。

■実際に谷田病院の医療マネジメント職として入職してどうでしたか

新しいことをするフットワークの軽さがあります!
病院なので患者さんのことを考える、経営的には利益を考える、さらに町づくりでは人について考えて、実行することができると思っています。

自由にやっていい、というところが良いトコロです!
前はこうやっていたから、こうやらないといけない、がない職場です。
ゴールにたどり着けるなら、その山をどの道からでも登って良いという感覚です。

入職時は余裕もなくて、マネジメントなんてできなかった時期もありました。
でも、そうした時期でも、いろいろな人たちに声掛けをしていました。
それが結果的に今のいろいろな人の話を聞ける立ち位置に繋がっていると感じています。

谷田病院ではどんなことをしてきましたか

実務的には、門前薬局で事務をやり、経理、雇用関係、人事業務、在宅系(訪問リハ、看護、居宅)の事務業務をやりました。

他に、医師会の在宅医会や甲佐町や上益城の介護保険事業者協議会の運営、医師手配、コロナの予防接種の立ち上げや運営、特定技能外国人の導入から定着までをやってきました。

今、入職5年目なのでその間にこれだけのことをやり、多彩なことをやってきたと思っています。

甲佐町は小さな町なので、多彩なことをやっていくなかで周りの方々から「またいるね!」って思われていることを嬉しく思っています。
毎日違うことや新しいことが起こり、私は楽しいと感じています。
日々新しいことが起こり、次の新しいことへ繋がっていて、人脈や考え方等、自分の武器になり自信にもなり、人材として成長している実感があります。

医療マネジメント職が嫌だと思ったことはないか

もっと深堀りしたり、長くやりたかった業務もあります。
異動しても気になることはこっそり携わっていますが(笑)
自分自身、一人で突っ走ることが多いので、バトンタッチする、声掛けをすることは意識しています。
 
私は残業が多いですが、嫌々ではないです。
組織全体としてはワークライフバランスを重視している病院です。
日中は色々な人と話しをすることに時間を使っていることが多く、色々な人から相談されるのを断りたくないんです。
皆が帰った後に事務作業をしているので、遅くなってしまう・・でも嫌じゃないんです。

他の人は定時に帰っている人は多いです。
サービス残業ではなく、ちゃんと残業申請しています。
残業を申請できない雰囲気はないですよ。

谷田病院のマイナス面はなんですか

もし私じゃなければ潰れていただろうなという状況の時もありました。
突然業務を振られたり、きちんと引き継がれないことがあったり・・
誰でもできることではないと思います。

自分でもできたので、仕事としては誰にでもできる仕事なんだと思います。 
新しいことは取り入れていくけど、基礎が無いように感じます。

チーム力が足りないと感じます。
かといって、仲が悪いわけではない。
みんなで一緒にやる業務があってもいいのかもしれません。

医療と介護のシステムが繋がっておらず、介護でも医療の情報が欲しい場合に、どこどこにある!が分かってない人が多いため、効率化が図れていないと感じます。
できることは多いはずなのに。
チームとして一つの事をみんなで成功させる機会があってもいいと思っています。

また、医療マネジメント職として長く留まらず、みんな卒業していく・・
知恵がついてきた人がたくさん増えると、また違うかもしれないと思います。

新しいことにチャレンジしない人がいた場合は、違う視点を伝えるようにして、真っ向から反対・否定して指摘することはしないようにしています。
小さな成功を経験してもらい、小さな喜びを積み重ねていく。
成功って楽しくなりますよね!

今後は何をする予定ですか

甲佐町を愛しすごく縁があるので、地元に恩返しをしていきたいと考えています。
色んな方に甲佐町に定着してもらいたいと思っており、特に外国人が町に定着する事業ができないかなと思っています。
町の活性化にも繋がり、定着できれば一石三鳥、一石四鳥にもなると感じています。

読者へのメッセージ

仕事を通して学んだことは、“今日と明日は違う、ましてや一年後同じはずがない”ということを実感しています。
一年後は絶対に違うよ、今日変われば明日は変わるよ。
そう思って生活していると、何に対しても毎日が楽しいと思えます。
変わっていけることが、生活の活力になっている、
辛いこともあるけど、一歩踏み出せる自分になっています!



医療マネジメント職や病院経営に関して活躍したい方、何か聞いてみたいことがある方、お気軽にご連絡ください。
https://forms.gle/W71H341QfYsjZ5bM7

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