4月28日 三日坊主クリア

よし、3日目。なんとか三日坊主にはなれたようだ。
結構難しいよね、3日間続けるって。3日間続くともう少し続く気がするかな。

とは言え、世の中コロナコロナ…ですね。
仕方ないことは理解している。現状の原因の大半を”新型コロナ”で説明できる、と経済の偉い人も言っていたくらいだから。
でも全世界がこれだけ共通の事象に立ち向かっているという時代がきたことに実は驚いている。とうとう国同士ではなく、ウイルスという見えない敵に対して対応する時代がきたんだな、と不思議な気持ちになった。(もちろん国によって対応の速さ遅さがあって、きっと対応しきれなかった国な今後の政治において槍玉に上がるんだろうけど…我が国とかさ)

ウイルスを使った第3次世界大戦だ、という人もいるし、人と人、国と国のつながりを分断する新しい兵器だ、という人もいる。どちらにしても今までの常識が変わり、そして変えざるを得ない状況を作り出している。

まず国と国の移動が制限されるから、グローバルという考え方も変わってくる。物理的なヒトやモノが国を変えることが難しくなる。すでに大きい影響が出ているが、旅行業界や観光業はかなり苦しいだろう。またそのインバウンドを期待していた業界も厳しくなる。

またサプライチェーンも間違いなく変化する。人件費の安い国を生産国として物を作り、仕入れて売るという構造になっていたが、モノのやりとりが簡単にできなくなる今、日本のように輸入に頼っている国は1次産業を見直す必要が出てくるかもしれない。

そもそも国際協力などもどうなっていくのだろう。JICAの海外にいた職員はほぼ日本に引き上げたと聞いた。現地で行なっていた国際協力がおおっぴらにしづらい期間が続くだろう。経済援助だったり、遠隔で可能な支援はできても草の根的な部分がまず難しくなる。そして何より自国の社会を保つことで精一杯だろうから。

人が集まることで成り立っていた業界の見通しもかなり厳しいだろう。コンサート、演劇、ライブ、レストランなど。”不要不急”ではない産業が自ずとふるいに掛けられてしまうのだ。特に昨今、日本は観光業と合わせてそのソフトの面に力を入れていたからかなり厳しくなるだろう。

…とまあ素人の私ですら、考え出すと色々と出てくる今、今までの既成概念を取っ払って新しいことを考える必要があるだろう。それと合わせて、自分の中にも社会の中にもダブルスタンダードを持つ必要性を突きつけられた気がする。グローバルとグローカル、ソフトとハード、などね。

一方で、経済活動が止まっていることで、オゾン層が今年は復活しているとか、インドの空気汚染が緩和されているとか、地球はもしかしたら延命しているのかもしれない。ウイルスも地球活動の中で生まれたものだとすると、地球の悲鳴であり、それも大きな流れの中に組み込まれていたのかもなあ…と思うと、受け入れつつ生きるしかないのかもしれない。

さあ、今日も35平米の小さな世界で精一杯生きて行こう。

最後に。
医療従事者の皆様はじめ、スーパーで働く皆様、物流を支える皆様、本当にありがとうございます。自分が自分の心配で済んでいるのは、皆様が支えてくださっているからです。何かで恩返しはなかなかできませんが、節度を持ってせめて迷惑をかけないように過ごせたらと思います。


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