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楽しいCOCTRPGライフ

皆様、こんにちは。
初めまして、デザイナーのスズキです。
2021年度新卒入社をしまして、今年の4月で社会人2年目に突入します。

私は動物が好きで、中でも特に犬と猫が好きです。
今は実家でリモートワークをしているのですが、愛犬2匹と愛猫1匹がいる家でして...仕事の合間合間に撫でくりまわして癒やされています。

犬には仲間と思われているのか、座っていれば寄って来たり寝転んでいると踏まれたり枕にされたりとモフモフを浴びている毎日です。
今回はそんな私の趣味全開のブログになります。

私は最近趣味というか土日/祝日にほぼ毎週遊んでいるゲームがあります。

それは「 株式会社アークライト 」さん及び「株式会社KADOKAWA」さんが権利を有する「クトゥルフ神話TRPG」という作品です。

▼クトゥルフ神話TRPGとは

一言で表すとクトゥルフ神話を題材にしたTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)です。

「テーブルトーク」ということで、基本的にはテーブルを囲んで声または筆談にて自身が作成したキャラクター(クトゥルフ神話TRPG上では探索者)となって発言しつつ、ダイスをコロコロ転がして遊び進めるゲームです。

ダイスによって引き起こされる様々な事象に対して、プレイヤーはキャラクターになりきって臨機応変に対応し神話の世界観を生き抜くことで非現実のスリルを楽しむというのが大きな醍醐味となります。

別名「COCTRPG」と呼ばれていて、COCは「Call of Cthulhu」の略称です。

TRPGには様々な種類がありますが中でもこれはかなり有名で、この記事を読んでくださっている方もクトゥルフ神話TRPGという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

▼クトゥルフ神話TRPGを遊ぶには

基本的に必要な物が大きく分けて4つあります。
1つ目は世界(お話)の流れを示している「シナリオ」
2つ目はシナリオ中におこる様々な出来事の結果を示す「ダイス」
3つ目はステータスや技能値を降った私達の「キャラクター」
最後は一緒に遊んでくれる「仲間」です!!

これら全てをそろえる事で対面(オフライン)で行う事が出来るゲームなのですが、必ずしもそうすべきという訳ではありません。

そもそも一人で遊べるクトゥルフ神話TRPGもあるくらい多種多様に存在するものなのですが、私は大抵オンラインシステムツールを介して二人以上で遊んでいます。

そのツールが「ココフォリア」さんです!!!

下記添付画像はココフォリアさんを使用した際の画面の例です。
写真(背景)は自身で撮影したもので、立ち絵のイラストなども私が書いたものです!

ココフォリアルーム

このツールを使えばオンラインでのプレイが可能になるので外出自粛を気にする必要もありませんし、ダイスロールの提示やNPCのロールプレイを代行してくれたり、BGMや背景を切り替えてくれたりもします!
そのためプレイヤーはステータスや技能値を振って設定や立ち絵を作る事に専念できるのです!

ゲームが好きな皆様であれば大方の予想はつくかと思いますが、遊んだことが無い方からすると何のこっちゃという単語がでてきたかもしれません。

ここからはそんな便利ツールを使った上でも必要になる「キャラクター」について説明しようと思います。

▼キャラクターについて

クトゥルフ神話TRPGにおけるキャラクターは6面ダイスを何回か振り、出た目に応じてステータスが決められます。
*ダイスは上記ツールの中に用意してあるため現実では不要です。

STR(筋力)
CON(体力)
POW(精神力)
DEX(敏捷性)
APP(外見)
SIZ(体格)
INT(知性)
EDU(教育)+ 年収・財産

これら値を出すために便利なサイトとして、私は「クトゥルフWEBダイス」さんを使用させて頂いています。
こちらのサイトを利用すると、9項目の値を一括で出力することができるため毎回お世話になっています。

またステータスの他に「技能値」という値も必要になるため作成します。

EDU(教育)で出た目の値×20の合計値を「職業技能」
INT(知性)で出た目の値×10の合計値を「趣味技能」

これでステータスは完成です。
次はキャラクターの性別や生年月日など細かな設定を作ります。

▼キャラクターシート作り

キャラクターのステータスや設定などは、ゲーム中頻繁に確認する必要があるので、この辺の情報を一覧化したキャラクターシートを作るとやりやすいです。

そこで私はキャラクターの作成時に「いあきゃら」さんを使用させて頂き、シートを作って遊んでいます。

下記添付画像は私が実際に作成したキャラクターシートです。

探索者例

WEBダイスのステータスをいあきゃらに反映させ、キャラのイラストや名前さらに性格や普段の過ごし方など簡単に考えればキャラクターの完成です。

ちなみに、最近はVTuberの方々も遊んでいるゲームの一つです。

そんな方々の配信は立ち絵を凝っていたりしますが「凝りたいひとは凝ればいい。」という方針で私は遊んでいます。

▼凝りたいひとの凝り方

オンラインセッションツールを使用することで盤面のレイアウトを組み、立ち絵も用意することによってその場が華々しくなります!
さらにBGMやGIF(APEG)などの素材を使い、演出を凝ることもできるため臨場感が増していきます。

画像5

私はちょこちょこ演出をいれたり、まだまだ未熟とはいえ立ち絵(表情のみ)の差分を作成してしたりして楽しんでいます。


探索者差分例
探索者差分例_02

キャラクターが完成すれば後はKP(ゲームの進行をしてくれる人)とシナリオ(上記リンクのクトゥルフ神話 TRPG 第6版ルールブック)を揃えれば、晴れてゲームスタートです!
(KPレス等といったシナリオ進行者が居なくても大丈夫というものもありますが、クトゥルフ神話TRPGにおいて、大抵の場合は必要です。)

▼ゲーム内の要素

クトゥルフ神話TRPGは、遊ぶ時に忘れてはいけないことが3つ有ります。
1つ目は「ロスト」という表現です。

ロストはキャラクターの精神/肉体的な喪失、即ち「死」を意味しています。
具体的には「精神=SAN(正気度)」が0、「肉体的=HP」が0になった場合です。

どちらも「1」以上残ればロスト扱いにはなりませんが、キャラクターが治療機関にお世話になる必要があるということで、現実世界で何ヶ月かは使用不可扱いになる場合もあります。

アニメや漫画でもありますよね。作中でキャラクターが命を落としてしまうことが、それと同様です。

最近はロストといっても仕方によっては「ロスト救済」という名目で探索者の命を取り戻すこともあります。
ですのでロストと一概に言っても、様々なことがあるみたいです。

私の場合クトゥルフ神話TRPGを初めて1年ちょっとなので未だにロストしてシナリオを終えたことがないのですが...とはいってもギリギリでの生還でロストしかけたことはあります。

あとKPさんの温情(シナリオ上不都合は無い範囲)によって生かされていることもしばしば....。


2つ目に忘れてはいけないことが、冒頭で記述したダイスをコロコロ転がす
ダイスロール」です。

シナリオを進めていく途中でキャラクターは様々な事象に見舞われるのですが、その時にダイスロールを行いどういう結果になるかを決定させます。

俗に「SAN値ロール」と呼ばれているものなど、ある数字から高ければ
失敗、少なければ成功という扱いとなっています。

ココフォリアさんの場合失敗は赤、成功は青とわかりやすく表記してあります。
さらに、成功は成功でも「決定的成功」が出るとシナリオを進める上でより多くの情報を取得でき、KPさんが設定するハウスルールにてキャラクターにとって良い恩恵をもらうこともあります。

逆に失敗は失敗でも「致命的失敗」の場合は最悪な事態に陥りやすくなっています。

例えばKPさんのハウスルールによっては、敵から受けた攻撃のダメージ算出をする際、六面ダイスを振るのでは無く最大ダメージをくらったという判定になったりします。
この時HPが一気に半分以上減るとショックロール(気絶しないか)判定をしますし、HPが消失すればロストです。

ダイスロール



3つ目の忘れてはいけないことは「会話を通して行う」ゲームということですね。

「クトゥルフ神話」という非日常の世界のため、シナリオによっては理不尽さや虚無という状態に陥ることもあります。
ですのでどんな場面になっても、キャラクター同士が殴り合っても暴言をはいていても、遊んでいる私達はマナーを守って楽しいCOCTRPG!という精神のもと遊ぶことをおすすめ致します。

その他として..クトゥルフ神話TRPGには遊ぶ上でのルールなどが数多くあるのですが、それを記載するとかなりの長さになっていまいますので「クトゥルフ神話 TRPG 第6版ルールブック」の方をご確認ください。

とはいえ、遊ぶ前に全部暗記というようなものではありませんので遊びながら確認していくと楽しいです。

▼まとめ

長々と綴りましたが、是非会話や謎解きをしながら自分でない「彼ら」の、
しかし自分でないと動かすことができない「彼ら」との物語を、
「彼ら」の選択、行動、ダイスの結果によって様変わりする人生を、
楽しんでみませんか。

そして、私はCOCではないTRPGも遊んでいきたいと思っています。

*私がこちらに記載させて頂いたサイト様はすべて一例に過ぎません。
最初に触れたツールを、長く使用させて頂いているだけです。サイトを利用しなくても遊べるゲームです。
*ここに掲載している探索者達は私が実際に作成したキャラクター達のため
この記事を閲覧頂いた皆様の中には「あれ?この子...」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。安心してください。本人です。
私個人、Twitterの存在を隠す気はありませんので...変なことをつぶやいていても「公開」アカウントの時点で「どうせバレる!!!」と思っていますので...(何だったらスラックの仕事用アカウントのアイコンを空峰にしてましたからね。)

では、またの機会がありましたらよろしくお願いいたします。