見出し画像

利他の心の見返りは自己満足でいい

一週間「人が自分をだます理由:自己欺瞞の進化心理学」で勉強してきました。
私の長年の悩みであった嘘をつくこと、自己中心的なこと、これらが人間本来の性質であり、みん〜な一緒であることがわかり、非常に心が穏やかになっています。

今まで自分だけおかしいんではないかとか悩んでいて、利他の心で満ち溢れている人を見ると、不思議で仕方ありませんでした。
他人と折り合いをつけるために、自分に嘘をつくことも多く、ずっとこのことで悩んでいました。

家族については、特に夫婦関係についてですが、私の自己欺瞞により今まで夫婦関係を維持してきましたが、もうこれからはできないよとカミングアウトすることで、関係はさらに悪化しましたが、お互いの妥協点を見出せたような状況にあります。
どっちが良かったのか、今のところでは判断がつきませんが、主張なき妥協はしないという方針でこれからもいきたいと思います。

今後やっていきたいことは、自己中心的な私と社会との繋がりを一層深めていきたい、そのように考えています。
私は利他の心が薄く、ボランティアの精神も持ち合わせていません。
どうしてかというと、それは見返りを求めてしまうからなんです。
だから、見返りを求めてしまうのなら、いっそやらないほうがいいと考えてきました。

でも、今回この見返りの求め方が間違っていたことに気づきました。
見返りを相手に求めるのではなく、自分の気分を良くするもの、要は自己満足でいいということなんですね。
自分が「あー、今日はいいことをした」と納得出来ればいい訳です。
当たり前のことかもしれませんが、どうしても相手に反応を求めてしまうんですよね。
これで少しは利他の心やボランティア精神が芽生えてくると思います。

貧しく、教育に手が届かない子供たちに自分にできることを教える。
崇高だけど、自己満足でいいのならできる気がしてきました。

本日のテーマは、 #人が自分をだます理由 からお送りしました。

#読書感想文 #連続投稿86日目


この記事が参加している募集

#読書感想文

191,671件

最後まで読んでいただき、ありがとうございます! いただいたサポートはnoteクリエイターの投げ銭に使い、さらにクリエイターを応援を続けてゆきます。