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家を建てたら、木を植えてほしい

我が家では、住宅の完成時と同時に木を植えてもらいました。当時は趣味で盆栽や山野草を育てていましたが、庭にそれほどの興味はありませんでした。落ち葉や雑草処理とか面倒だろうな、と思っていましが、窓の外の眺めが良くなるならいいか、と思ってお願いしました。

初めは数本の木を植えてもらっただけでした。実際暮らしてみると、窓の外に緑が見えるのはいいものだなと思いました。もっと緑を充実させたいな、と思い、庭づくりの本を買い、ホームセンターで低木や草を買って植えてみたりし始めました。

その結果、庭づくりにどっぷりハマりました。植栽の追加や整理、庭の改善について考えない日はないほどです。それもそうです。朝起きて、キッチンに立てば嫌でも自分がいじった庭が見えるからです。


自分で低木や下草を増やすのに飽き足らず、造園屋さん大きな木も追加してもらいました。その結果、これ以上植える場所がないくらいに木が増えてしまいました。庭師のポール・スミザーにみられたら「植えすぎだよ」と怒られそうです。

我が家の庭 (2020年撮影)


お金をかけずに家の見た目をかっこよく、おしゃれにする方法ってなんでしょう。
答えは木を植えることです。木で丸裸の家を包み込めば、どんな家でも雰囲気が良くなります。

庭ってお金がかかるイメージがあると思いますが、植栽はそんなにお金がかかりません。

ホームセンターで樹木の価格を見てみてください。ウッドデッキやカーポートを作るのに比べて、とても安いことに気がつくはずです。

Momohanayaという造園屋さんの雑誌記事で、「外構工事の中で一番に優先することは植栽である」と書かれていました。新築時に植栽しないと、ほとんどの場合後から木が植栽されることがないからだそうです。だから、駐車場のコンクリートを砂利敷きにしてでも予算を確保して植栽してもらうのだそう(それはやりすぎではないか・・・)。その結果、予算に対する施主の満足度は確実に高まるのだそうです。


私も、外構でお金をかけるべきところは植栽だと思います。カーポートやウッドデッキを作るお金があるなら、木を植えなさい、その方が絶対いい家になるから、と言いたいです(笑)。

植栽をすることで、町に潤いがでます。緑が多い街って、雰囲気も気持ちも安らぎますよね。

家を建てたら、最低3本は木を植えましょう!


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