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自分の身は自分で守る 自尊心が傷ついたときの対処法 通読目安:5分

昨日投稿した話の続きです。

昨日の話では、以前僕が経験したことを紹介しながら、自尊心を傷つけられて、それに納得してはいけない、その理由は、自分はダメとか、軽く扱われて当然とか、そういうマイナスの暗示をかけてしまうことになるから、と話しました。

しかしそうは言っても、傷ついてしまうものです。
納得しないと思っても、傷つかないわけではないから、当然ですね。

そこで今回は、自尊心が傷ついたときの対処法についてお話します。
自尊心というのは、自分を大切にする気持ち、自己肯定感と同じようなものです。

たとえば、自分が好きな人のことを、その人が何かやってしまって、その行為が責められるならともかく、人格を傷つけられるようなことを言われたら、嫌な気持ちになるし、怒りますよね?
でもなぜか、大切なはずの自分を傷つけられても、怒らないどころか、自分だからしかたないというふうに思ってしまう人がいる。

僕も以前そうでした。
自分の可能性、今はダメでも、自分はこうなれる、こうなるというふうに、
信じることもできないから、頑張っていても、あるとき突然ガクンと無気力になってしまう。

しばらくすると元に戻るのですが、また同じようなことが起こる。
自分の本質が変わっていないから、そうなってしまう。だから、同じような状態にならないようにするためには、本質を変えなければいけない。

では、どうすればいいのか?


■大切な人から悩み相談を受けるように

傷ついても大丈夫なようにするためには、自尊心を高くする、自分を大切に思う気持ちを持って、自分を好きになるということが大事ですが、それができないから苦労するわけですよね。

自尊心を高めるためには、まず"自分の言い分を聞いてあげること"です。
一人になれる時間を作って、自分と会話する。
そのとき、内側の自分がどんなにネガティブなことを言っても、情けないと思うようなことを言っても、否定しないこと。

そうだよな、あんな言い方ないよな、辛いよな・・・
というふうに、とにかく認めて、受け止めてあげる。
きっと、しばらく話を聞いていると、涙が出てくると思います。

それは、自分で自分を認めること。
弱音を吐いても、そんなんじゃ駄目だじゃなく、そう思っている自分を認めてあげることです。

そうやって自分と会話してると、悔しいよな、このままじゃ納得できないな、どうしようか、というふうに、次の行動への熱意が湧いてきます。自分一人でモヤモヤと考えるのではなく、話をして、聞くことで、心が落ち着いてくるわけです。


それともう一つ、大事なこと。

それは、

自分の「好き」を大切にすること。

人がなんと言おうと、自分はこれが好きというものを大切にする。
それだって、自分を大切にするってことです。
大切な人が大切にしているものは、大事にしたいと思いますよね?
だから、大切な自分が好きなものを大切にすることで、自分を大事にしているということに繋がるわけです。

傷ついた自尊心、そのままにせずに、ちゃんと癒やしてあげてくださいね。
まずは自分自身で。

みなさんに元気や癒やし、学びやある問題に対して考えるキッカケを提供し、みなさんの毎日が今よりもっと良くなるように、ジャンル問わず、従来の形に囚われず、物語を紡いでいきます。 一緒に、前に進みましょう。