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「しかたない」で済ませてはいけない理由 通読目安:5分

理不尽なことを言われたりされたりしたら、ちゃんと怒りや悔しさを感じましょう、というお話です。


昔、過度な人見知りで、人と普通に話すのもままならないときがありました。
それを改善するために、友人が主催した、ある異業種交流会に行ったことがあります、だいぶ前ですけどね。
まあ正直、その交流会に出ていた中で、僕のトータル値・・・
社会人としての評価、メンタル面、諸々含めて、一番下だったと思います。

それでも、人が苦手という自分を変えるためだから・・・ということで、参加して、何とか初対面の人たちと交流を図ろうとしました。
でも怖くて、数人としか話せなかったんですね。

で、僕がある人と話していると、別の人が来て、僕が話していた相手と名刺交換をしたんです。
それは別に、交流会では普通のこと。
その流れで、僕も名刺交換・・・と思ったんですが、相手は僕を一瞥すると、その場を去っていきました。
名刺交換しなかったわけですね。

笑われたとか、そういうことではないし、何か理由があったのかもしれない。それでもそのときの僕は、自分は名刺交換する価値はないと思われたんだなと、深く自尊心が傷ついたわけです。
でも、当時の僕は、そんなものだろう、自分なんて・・・と思っていた。

でもね、もし当時の僕に、今の僕が声をかけるなら、そんな屈辱に納得するなと言います。
たとえば相手を怒鳴りつけるとか、そういうことではなく、自分なんて・・・というふうに、悔しさを抑えることはないし、そんな態度を取られてしかたないなんて、思うことはないってことです。
自分なんて・・・って思って、本当の気持ちを抑えてしまうのは、自分に対して失礼。

だから、もしあなたが、誰かに自尊心を傷つけられるようなことがあったら、相手に文句を言う以前に、自分がそれに納得しないことです。
相手に何か失礼なことでもしてしまったなら、キツイことを言われることもあるでしょう。

でも、一生懸命頑張ってたり、誰かに迷惑をかけたわけでもないのに、屈辱的な態度とられたり、言われたりして、納得なんてしちゃダメです。
それに納得したら、それはマイナスの暗示を自分にかけてしまうことになります。自分はダメ、軽く扱われて当然、というふうに。

といっても、納得しないと決めたとしても、傷ついて辛いのは変わらないですよね。
では傷ついたとき、どうするか?
その対処法については、明日の記事でお話します。

まずは、屈辱的なことをされたり、理不尽な目に遭ったりしたときに、そのことに納得しない、しかたないと思ってそのまま終わりにしないということだけ、覚えておいてください。

みなさんに元気や癒やし、学びやある問題に対して考えるキッカケを提供し、みなさんの毎日が今よりもっと良くなるように、ジャンル問わず、従来の形に囚われず、物語を紡いでいきます。 一緒に、前に進みましょう。