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母に家出をしてもらいました。

母の介護負担を減らそうと画策した、父のショートステイ。

ショートステイ = 短期入所 (我が家は1泊2日程度を希望

施設は、形態や方針が異なるので、
本人と合うところを探す必要があります。
選択肢があるだけでもありがたい。

1軒目
先方で職員にさんざ悪態をついてきたようで、
施設長から「もう来ないでください」 と断られる始末。

ハイハイ...
悪態じじぃなので、そうなる可能性は想定済みでした。

次の施設へ!

2軒目-1回目
最初は 本人大混乱 した模様。
○○(わたし)を出せとか、叔父を出せとか騒いだそうです。
 母にはいつものように鬼電。

閉鎖病棟的な鍵付きの部屋に入れられたようで、

 *刑務所部屋的な、部屋に和式便器ポツンの 飯は下からスッ です

あくまで伝聞なのでどこまで本当かはわかりませんが、

本人的には 恐怖で死を覚悟し、施設長を殺して自分も自殺する と思ったそうです。

 って...これ。

 あいつを殺して俺も死ぬ は、父の常套句なのです。

 何遍も聞いているけど、今までやりかけた事さえない。

でもですね... 
こんな強い言葉。
子供の時の私には、かなりな衝撃連続の日々だったわけです。

やっとこさ、するする詐欺、死ぬ死ぬ詐欺 だと気付いた時には、
私はいい歳でした...

 話を戻しますと、

こんな切った張った?がありながら、
その後はなぜか急に落ち着きを取り戻し
(病気の不安定かもしれん)
帰ってくると機嫌がよかったのです。


2軒目-2回目
特筆なし。
よかったよかった、と思った翌朝

布団から起きられなくなり、担いでリビングの椅子に座らせるも、
ぐんにゃり としてしまったそうです。

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母は慌てて 介護タクシー を呼んで病院へ。

車椅子に乗って しおしお とした父を押しながらあれこれと半日検査。

いつもの先生の診察で、

どこも悪くないです

を聞いた途端に、
父は車椅子から立ち上がってスタスタ歩き出し、
「帰るぞ」とサッサと歩いて帰ったそうです。

唖然・・・
母は悟りました。

この爺さんは家にいないとダメなんだわ。
こいつを外に出すと、揉め事は起こすし体調は崩すし。
後が大変よ!
だったらあたしが出ていこう。

私は母に家出(1泊2日)してもらいました。
その間は私が家に行くことに...

恐怖!

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