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写真の話 写真とは何か

こんにちは、GOEです。

写真をやっているとネットや本で『写真とは何か?』という内容の話をよく見かけます。

写真をしばらく撮り続けて、ちょっと飽きたりマンネリ化してきた時に、ふと、「あれ?なんで写真撮っているんだっけ?そもそも写真ってなんだ?」なんて誰しもが一度は考えるのではないか、だからこそこの話題を取り上げる人が多いのではないかと思います。

関連して、『写真は芸術か?』『絵を描くのじゃダメなのか?』『写真はその名の通り真実を写すのか?』などの話もよく見かけますし、人によってこれらの話と『写真とは何か』を結び付けて様々な切り口で語るのでその答えも千差万別。
人の意見を見て、なるほど、と思う部分もあれば、でもそれだけじゃないよな…と思う部分もあり、結局私自身も例に漏れず写真とは何かを考えています。

そこでひとまず、今現在私がどう思っているかを書いておくことにしました。

一つの記事で全部書こうと思っていたのですが、延々と長くなっていつまでたっても終わら無さそうなので小分けにします。
今回はその一回目。


写真とは『主観の一般化』

いきなり最終結論なのですが、写真とは撮影者の主観を一般化したものだと私は考えています。

撮影者の主観に基づいて写真が作られ、写真という形になることで撮影者の主観だったものが客観的に、一般化するのが写真の最大の特徴で、この一般化の部分が絵画などとは違う写真独自の特徴だと考えています。

写真が生まれてたしか大体200年。
技術の進歩で出来ることもいろいろ増えて、今はスマホでパッと撮ってちょいちょいって加工してなんてことも当たり前の時代になりました。

プロのカメラマンもやれることが増えたからか、写真を撮る人がふえたからか、本当にいろんなジャンル、肩書の○○フォトグラファーや写真家がいるなぁと感じます。

写真自体もどこまでが写真か?加工は良いのかなんて話もよく聞かれるようになって、写真自体の枠がだいぶ揺らいでいるのが今現在なのではないかと思います。

しかし、それら全ての写真において、根本的に、写真は撮影している人の主観が反映されるもので、そこにカメラという機械が関わることで絵画とは違う一般化という特徴が付与されるのだと言うのが私の持論です。


と、本当にいきなり結論から書いてしまったのですが、どうしてそう考えるのかという説明として、関連した話、補足、蛇足、とにかく思っていることを書いて行こうと思います。

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