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あらためてTumblrの魅力にとりつかれています

noteで読んだKozy Ogawaさんのマガジン「noteで語るTumblr」に触発されて、あらためてTumblrを触っているんですが、Tumblrって「ほぼ全部入り」のサービスですよね!

Tumblrというと、アダルト画像の投稿も多い時代があったので、どうしても「裏サービス」「個人で密かに愉しむもの」という認識だったかと。

それが2018年12月に、アダルト画像投稿が禁止され、クリーンなサービスに変わりました。

そうなると、もともと持っていたTumblrの機能を素直に活用できるんじゃないかと。Tumblr創業時点の「アーティストやクリエイターのためのサービス」に回帰してきたように思います。(創業者のデヴィット・カープはもういないけど)

あらためてTumblrのトリコに

最近、改めてTumblrを見直してまして、その機能というか、サービスの雰囲気の魅力にトリコになっています。

1.外部連携サービスからの投稿が容易で、見栄えもいい。

特にInstagramからの連携投稿は、ちょっとしたブログ記事のような体裁になるので、更新がとても楽。Instagram側で、文章を長く、ブログっぽく書けば、Tumblr側でブログ記事のようになります。

2.SNSにもブログにもCMSにもなる、多機能な点。

Twitterのようにつぶやきで使ってもいいし、しっかりブログ記事を書いてもいいし、ウェブサイト構築も可能。いろんな活用法が考えられます。

この「CMSとしても使える」ってのは、結構、大きくて、アーティストやクリエイターのサイトやLPだったら、WordPressじゃなくてTumblrでも十分使えます。写真家のポートフォリオサイトとかね。

「パンと日用品の店 わざわざ」さんのサイトがTumblrで組まれているなんて、びっくり。どうやったら、こんなおしゃれサイトにできるのか。。。

3.独自ドメインが無料であてられて、SSL化も無料でできる。

さっきのCMSの話とも関係してきますが、Tumblrは、無料で独自ドメインがあてられるんですよ。あ、もちろん、ドメイン代は必要ですけど、その維持費のみです。

しかも、Tumblr内の設定で、SSL化も簡単にできて、それも無料です。SSL化の設定をオンにすれば、約1日経てば、httpsになってます。

これって、かなりインパクトがある機能で、小規模事業者や個人事業主、アーティスト、クリエイター、写真家などのサイトは、Tumblrで十分じゃないかと思う次第。

また、GDPR対応で、Cookie Policy対応も可能です。

4.DM機能もあるし、質問機能もある。

Twitterでよく見かける質問サービスpeingのような質問機能(Ask me anything)が備わっているのも素晴らしい。そのTumblrページのファンとのコミュニケーションツールとしても機能してますね。DM機能もあるので、プライベートに連絡を取り合うこともできます。

5.ダッシュボードのタイムラインが「速くない」。

Twitterのようにユーザー数も多くないってこともあるんでしょうし、フォローするアカウントを厳選していけば、ゆっくりタイムラインを眺められて、じっくりとその投稿を読むことができます。

この感覚、アレに近いんですよ。先日おなくなりになられたGoogle+。なんかこう、リアクションのしやすさ、だとか、コメントのしやすさ、だとか、ぐぐたすにも似てる雰囲気があるんですよね。あくまで個人的な印象ですが。

6.ファン同士がつながりやすい。

以下のnoteで知ったことなんですが、海外ではTumblrが「勝手ファンサイト」のシステムとして活用されている、とのこと。

アメリカでのK-POPの躍進(BTSのビルボード1位とか)にも貢献している、と。アメリカのポップシンガーTayTay(Taylor Swift)のファンサイトも多くて、彼ら・彼女らは、"Swifties"と言われている(言っている)そうです。

そして、彼らファンは、アーティスト本人の投稿や、ファンの投稿を「リブログ」(TwitterでいうRT)で情報を拡散していくんですね。そのソーシャルメディアでのファン行動が、ビルボードのチャートにも反映されています。

終わりに

Tumblrは多機能であるがゆえに「どう使っていいかわからない」ところもあるかと思いますが、逆に「どう使ってもいい」という懐の広いサービスで、ユーザーもそういう方が多いような気がします。「素の自分」を出せるサービスというか。

Tumblrは「人」でつながる、というよりかは、「関心ごと」「好きなこと」で繋がりやすいので、個人攻撃にもなりにくくて、自分の好きなように使えるサービスじゃないかと思います。

ダッシュボードのタイムラインを読むだけでも、いろんな世界があるんだなあ、と楽しくなります。ユーザーも海外の人も多いですしね(英語の勉強にもなる)。

さて今日も、Tumblrでリブログ!リブログ!


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