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新しい弓を買った

ネット通販で、新しいヴァイオリンの弓(ボウ)を購入しました。
カーボンスティック採用で、今まで使っていたものより少しだけハイグレード。そしてなんと「自宅で簡単に毛替えができる」という、画期的なシステムのボウなのです!!!
といっても、ヴァイオリンを弾かない人には何のことやらですよね。

ヴァイオリンの弓の毛は、長く弾いているとだんだん傷んできて弦をこする摩擦力が弱くなるので、定期的に取り換える必要があるんです。が、これが結構メンドウなんですよ。ヴァイオリン工房や職人さんのいる楽器店に毛替えを依頼するわけですが、結構コストもかかるし、持って行ったその日に出来るわけじゃないので、3~5日後に今度は受け取りに行かなきゃならない。また持ち運びにはケースが必要ですが、私はボウ専用のケースを持ってないので、毎度ヴァイオリンケースを抱えて行かなくちゃいけないんですよ。
だから、その毛替えが自分で簡単にできるというのは、特に私のような面倒くさがりのアマチュアには、超スペシャルありがたい画期的システムなんです。

で、今日そのボウが届いたんですが……この巨大な箱は、いったい何!!!???

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隣にある黒いものは、ヴァイオリンケースです。ボウ1本買っただけなのに、ヴァイオリンケースが3個ぐらい入りそうな箱が届いたんです。間違ってなにか全然ちがうモノが届いたんじゃないか…と心配になって、大急ぎで箱を開けてみたら…

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スッカスカの箱の中にボウが一本だけ鎮座していました(大笑) あー、びっくりした。私としては、程よい長さの段ボールの筒みたいなパッケージを予想していたんですよね。でもって、今まで使っていたボウを毛替えに出すときに、その筒をケースがわりに使えるだろうと期待してたんですが…、ちっ、目論見が外れた!

余禄(ボウの梱包材)のアテは外れたけど、ボウ自体は結構イイ感じで満足しています。私は手が大きい方なので、持手の部分が今まで使っていたボウより長く太くなっていて持ちやすく、弾いてみると音の強弱がつけやすくなったような…。

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上は、縦位置で撮った写真を横にしているので遠近感がヘンですが、手前が新しいボウ、奥が今まで使っていたボウ。
見た目にも、今まで使っていたものはスティックが天然木で茶色かったんですが、新しいのは黒のカーボンでシャープな感じです。私のヴァイオリン・なみちゃんはテールピースもチンレストも黒なので、黒のスティックがよく似合います。

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というわけで、ひとまず新しいボウには大満足しています。あとは、弓毛が古くなってきたら自分で毛替えをやってみて、謳い文句の通りに簡単にできれば言うことなしですが…それは1年半か2年ぐらい先の話になります。忘れなかったら、また報告記事を書こうと思います。

忘れなかったら、ねw