雑談:「右手にジャーナル、左手にマガジン」の初出が知りたいよぉぉぉ
「右手にジャーナル、左手にマガジン」。聞いたことありますか? これは1960年代後半、学生運動の最中に言われたキャッチフレーズです。学生運動の担い手である大学生たちが、右手に『朝日ジャーナル』を持ち、左に『週刊少年マガジン』を持っている、その両方の精神を持っているという表れなんです。
『朝日ジャーナル』は新左翼運動に肩入れしていた週刊誌で、『週刊少年マガジン』は当時150万部を突破した大人気漫画雑誌。漫画は子供の読むものであって大学生が読むなんて……と大人から軽蔑されるような時代に、それをあえて手に取ることが上の世代への反発につながっていました。なんでも石子順造によればこの両誌はたまたま発売日が一緒だったそうです。
一緒に買う人が多かったから、どっちも持ってる人が目立った……ということでしょうかね。
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