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M2-3 ギーク×アートの約二十年(2010年12月『モダニズムのナード・コア』)

まともな話は坂根巌夫『メディア・アート創世記』(工作舎、二〇一〇年)などを参照していただき、ここではテクノ(ロジー)・アート、インタラクティヴ・アート、メディア・アートと辿ってきたコンピュータ×アートの関係から、なるべくギーク的なものに偏って二十年の歴史を解説する。ギークとはコンピュータに特に長けているオタクのことをいい、つまり漫画やアニメ的な方面より、ゲームやインターネットが好きそうな方面が主軸である。後半になるほど展覧会の話題に移るのは、もともとギークと呼べるようなアーティストが少ないためである。

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4,153字

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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