見出し画像

カウンター/アングラ/サブ・カルチャー雑誌講義(2006年6月)

四谷アート・ステュディウムというコミュニティカレッジが昔ありました。近畿大学国際人文科学研究所が東京に置いていた、学生じゃなくても気になる講座があったら通えるような学校。カルチャーセンターというんでしょうかね。2002年にできて、2014年3月に閉校しました。

そこで元『ユリイカ』編集長の郡淳一郎さんが講座を持っていて、2006年にゲストで呼ばれたことがあります。「編集オルタナティヴ講座」という「書物の編集」についての講座。それで何かやりませんかと言われて、やっぱり雑誌かなあと雑誌の話をしにいったような気がします。タイトルは「カウンター/アングラ/サブ・カルチャー雑誌講義」。

何を喋ったかはまるで覚えていませんが、当時配った配布資料のデータは残っているので、それをもとに思い出していきましょう。4ページぶん。まず編集講座らしく編集に関する話をして、それからアングラとかの解説をしたと思います。

1 いまなにを編集するのか

画像1

○本とコンピュータ

・書物のコンピュータおよびインターネット以降

ここから先は

8,916字 / 2画像
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?