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ポートフィリオを、ChatGPT 4o に分析させてみた




生成AIが流行っているので、活用してみよう!ということで、雑にSBI証券口座の「口座サマリー(外貨建商品)」をコピペして、ChatGPT 4o に集計させてみました。

ものすごく賢い。正しく集計してくれます。集計結果に対して、「銘柄別に集計して」、「Tech銘柄 / non-Tech銘柄 / ETFに分類して集計して」と雑に依頼してもちゃんと集計してくれます。

組み込み率を集計させてみたところ、ETF 31.08%、Non-Tech 39.63、Tech 29.29% という組み込み率でした。

ChatGPT 4oによるポートフィリオの分析評価

このポートフォリオに対して、ChatGPT 4o の分析評価は次のような感じでした。

ETF
組み込み率: 31.08%
評価: ETFは31.08%の組み込み率を持ち、ポートフォリオの安定性とリスク分散に寄与しています。ETFは複数の銘柄に分散投資されており、個別の株式リスクを低減する効果があります。

非ハイテク銘柄 (Non-Tech)
組み込み率: 39.63%
評価: 非ハイテク銘柄はポートフォリオの中で最大の割合を占めており、全体の39.63%を占めています。これにより、ハイテク銘柄のボラティリティを抑える役割を果たしています。安定した収益を期待できる伝統的な企業が多く含まれているため、ポートフォリオの安定性を高める要素となっています。

ハイテク銘柄 (Tech)
組み込み率: 29.29%
評価: ハイテク銘柄は29.29%の組み込み率を持ち、成長ポテンシャルが高い一方で、リスクも相応に高いです。この割合は、リスクとリターンのバランスを取るために適切なレベルといえます。

総合評価
リスク分散: カテゴリーごとの組み込み率は適切なバランスが取れています。特にETFの割合が31.08%を占めており、個別銘柄リスクの低減に寄与しています。
リターンポテンシャル: ハイテク銘柄が29.29%を占めているため、ポートフォリオ全体の成長ポテンシャルを高めています。
安定性: 非ハイテク銘柄の割合が39.63%と最も高く、ポートフォリオの安定性を確保しています。

どうですか、いい感だと思いませんか?ちゃんと個別銘柄が何か、ETFが何かまで認識した上で分析して、コメントされています。

今後おこるであろうリスクに対する推測

今後、発生するであろうリスクをもとに推測もしてもらいましょう。今回は「政策金利低下」と「一般消費の落ち込み」に対して、リスク評価をしてもらいました。

政策金利低下
影響: 政策金利の低下は通常、借入コストの減少を通じて企業の投資や消費を刺激する効果があります。しかし、金利低下が既に十分に低い場合、その効果は限定的です。また、金利低下は債券市場に影響を与え、特に長期国債ETF(TLT)の価格上昇を促す可能性があります。
ETFへの影響: 債券ETFの価格上昇が期待できる一方、その他のETFに含まれる企業の収益に対する影響は限定的です。
Non-Techへの影響: 一般消費の落ち込みが続く場合、非ハイテク銘柄は特に影響を受けやすいです。消費財やエネルギー関連の企業は、消費の減少や需要の低下に直面する可能性があります。
Techへの影響: ハイテク企業は一般消費の影響を受けにくい場合がありますが、特定の消費関連サービス(例えば、アマゾンのオンラインショッピング部門)は影響を受ける可能性があります。

一般消費の落ち込み
影響: 一般消費の減少は、小売業や消費財企業の収益に直接影響を及ぼします。また、広告収入に依存する企業(例えば、アルファベット)も消費者支出の減少により収益が減少する可能性があります。
Non-Techへの影響: 特に一般消費財に関連する銘柄(例: コカ-コーラ、アルトリアグループ)は、消費の落ち込みによる売上減少のリスクがあります。
Techへの影響: 一般消費が落ち込むと、一部のハイテク企業(特に消費者向けのサービスを提供する企業)は影響を受ける可能性がありますが、クラウドサービスやソフトウェア販売を行う企業(例: マイクロソフト)は相対的に影響が少ないです。


リスク評価
ETF: 金利低下が債券ETFにプラスの影響を与える可能性がありますが、一般消費の落ち込みが株式ETFに含まれる企業の収益に影響する可能性があります。
Non-Tech: 一般消費の落ち込みによる影響が大きく、特に消費財やエネルギー関連の銘柄はリスクが高いです。政策金利低下の影響は限定的です。
Tech: 一部の企業は一般消費の影響を受けますが、全体としては成長性が高く、リスク分散がなされています。政策金利低下は資金調達コストの減少を通じて投資を促進する可能性があります。

総合リスク評価と対策
総合評価:
一般消費の落ち込みによる影響が大きく、Non-Tech銘柄が最もリスクを抱えています。ETFは相対的に安定しており、Tech銘柄も成長性が高いため、ポートフォリオ全体のバランスは比較的良好です。
対策:
消費財銘柄の見直し: 一般消費の影響を受けにくい銘柄やセクターへの投資を増やすことを検討します。
債券への投資増加: 債券ETF(特に長期国債ETF)の比率を増やし、金利低下の恩恵を享受します。
セクター分散: 他の安定したセクター(例: ヘルスケア、ユーティリティ)への投資を検討し、リスクを分散します。

この評価を基に、ポートフォリオの調整を検討することをお勧めします。

ふむふむ、良いアドバイスではありませんか。各カテゴリーに対してのリスク評価がちゃんとされており、どの銘柄に影響があるかどうかまでコメントされています。

まとめ

ChatGPTにポートフォリオを雑にぶっ込んでみましたが、ちゃんと集計と分析がされています。それを前提として、発生しうるリスクに対して推測もできます。全てをAIに任せるのはまだ早いですが、情報をインプットして指示をすることで、アドバイスをもらうことができます。

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