認知療法の効果【第一章】
「いやな気分よ さようなら コンパクト版」第一章画期的進歩の章の概要とその感想を書いていく。
概要
この章には、認知療法から得られる効果についてと、実際に行った認知療法と薬物療法の比較が書かれていた。
認知療法の効果
本書の箇条書きに沿ながら、大まかに書いていく。
速やかな病状の改善
軽度の場合、一、二週間の短期間で症状がかるくなる病状の理解
自身が何故憂うつなのかを客観視してわかる様になる自己コントロール
自分の感情をコントロール出来る予防、そして成長
感情の動揺を予防
薬物療法と認知療法比較
そして、これは約20人を対象とした比較治療が行われた例。
認知療法の場合、全体の約78%が完治し、薬物療法は20%の完治になった。
人数に違いがあるのでブレはあると思うが、この様な形で書かれている。
感想
この本は2003年に発行された物であり、今から11年前である。
にも関わらず、日本の精神科は未だに薬物療法が主流なのは何故だろうと感じた。
普通に患者数に対しての医者の数が少なすぎるのが原因で、1人に割く時間が少なくなってしまうからだろうけど。
だとしても効果の遅い投薬を続けていても、治らないんだからその分患者は増えていくわけで。
そんな簡単な物でもないんだろうけど。
でもワイが、一度だけ精神科に行った時に対応した医者は、本当に最悪だった思い出があって
この本を読みながら、彼の言動を思い返すと、あの病状を悪化させる様な対応は何だったのだろうかと、未だに疑問に感じる。
でもそのお陰で、
病院に金を落としたくないと思えたキッカケの一つにもなれたので、ある意味結果オーライかな。
ほんじゃぁ
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