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感情別の処理方法

「いやな気分よさようなら コンパクト版」の第二部の6-8章を通しての感想

第六章

この章は、自分への非難について対策法が書いてある。
批判で心が動揺する原因は、他人の言葉を、自分がどう受け止めるかで変わると著者。

それは相手も同じで、突発的な感情の動揺での発言の可能性が高いので、お互いに冷静になる事を第一に、具体的に良くない部分を理解できる様、共感などで細かく紐解いていく必要がある。

もし相手の言葉で自身が傷ついた場合は、その言葉と傷ついた姿から一歩引いた冷静的な考えで対処していく具体的方法がかかれていた。

感想

このやり方は基本的に実践しながら身につけましょうという内容のもので、日本とアメリカの精神科浸透具合を見せつけられた気がする。

でも親しい人であれば、やってくれる気もするので試してみるのはアリかもしれない。

……私は多分やらないかな。
というのが正直な感想だけど。

でも今の社会は対面ではなく、ネットでの匿名性で批判に晒される事が多い時代なので、話し合いながら解決へ〜ではくて、自分の認知部分を変える事を第一にすると良いのかも。

これはもう時代の流れだね。

第七章

この章は怒りのコントロールについて書かれている。

怒りというのは、自分自身の「こうあるべき」から外れた物を目にする為に、発生する感情だと読み取れる。

その為、自分の常識は他の人にとっては非常識であったりする。

「こうあるべき」という自分の考えから発生した怒りは、自分の為に直した方がいいと言う事のようだ。

感想

以前に書いた記事の中でも「すべき」「〜であるべき」思考は良くないと言う内容があったが、怒りのパートは基本的にそのすべき思考から発生している物だと読み取れた。

私は元々怒りやすいと言われる人間なので、普通の人より「〜であるべき」という考えは強いと思う。

ただ、その怒りの原因を突き止めたりすると、「こんなに尽くしてるんだから、返してくれるのが普通。」という自身の考えからくるものが多いんだろうなぁと感じた。

お返しがくるのが当たり前ではない。来たらラッキーだ。

だからお返しを期待して、過度に気を使うと言う事も馬鹿げている行動になる。

相手に与える行為は相手がどうであれ、自分がやりたいから〜と言う考えの元に行動すると気が楽になる感じがする。

前よりは怒らなくなったのは、自分の行動を第一に考えるようになったからかもしれないなぁと感じた。

第八章

ここでは相手への罪悪感
自分が貸したノルマを達成できなかった際の罪悪感について書かれている。

自分の発言で相手が凹んでしまった状況で罪悪感を感じてしまうのは、

リンゴが赤い事にショックを受けた人に対して、「なんで青色に変えなかったんだろう」

と言ってるものと同じ、と読み取れる。

勿論、故意に傷つける為に発言したのであれば話は変わるけど、

そうではなく自分の意見を述べた上で相手が傷つくのは、相手の認知が相手にとって悪い方向に受け取った為に過ぎないから起きているので

自分が感じた感情と、論理的な目線で見たその時の状況をまとめると良いと書かれていた。

そしてもう一つのノルマを達成できないが故に発生する罪悪感。

これはダイエット中なのに、甘い物を食べて後悔と言った物を指す。

これに関しても「〜すべき」思考から発生している為に罪悪感を抱くと言った内容。

実際は元々の習慣が甘い物を食べる事だったのでそれを自分がしているにすぎないと書かれている。

習慣を変えるには、我慢だけではなくて我慢出来たらご褒美をあげる。と言ったやり方で習慣を変えたりすると、成功しやすいよ、等が書かれていた。

感想

この本がこんな細かい感情に対してまでアプローチしてくれるとは思っていなかったのでかなり驚いた。

やはりここでも著者が制作したトリプルカラム法というのが役に立つのか〜万能だなぁ〜と感じた。

ここら辺の罪悪感に関しては、私も感じやすいので、また上記の方法で試してみたいと思う。

またここまで読んできて。
当たり前の考えと思っていた物が、認知の歪みだったりする事も多くてかなり勉強になった。

難しい言葉もある中で、3/2まで読み進めたワイ偉すぎ。

フェルマーの最終定理を90%理解してなくても読み切っただけあるわ。

と言う事で、引き続き書いていきます。

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