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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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2023年5月の記事一覧

記憶が上書きされた日。編集者さんの言葉を書き留めたノートから。

わたしがはじめて署名でエッセイを書かせて 頂いたのはwebになる前の紙の雑誌 「ダ・ヴィンチ…

あたらしい父に会っている気がする。

父と1年ぶりに会った。 父が趣味ではじめたことに お祝いすることがあったので 上京してき…

友達という言葉に憧れていた。

友達ってどういう人のことを いうんだろうって正直 ずっとわからなかった。 よくドラマに登…

あなたのその眼差しが、あなたでした。

じぶんでじぶんのことはほんとうにてんで わからないので。 たとえば小さい頃ならぼんちゃん…

さよならが、希望のはじまりになってゆく。

真夜中にМちゃんのnoteを読んでいた。 最近はとてもしあわせそうな彼女の 日常を読むのが好…

やがて、ブランケットになってゆく言葉。

夜おそくに目が覚めて がばりと起きて カーテンをめくると 霧がでていた。 向いの家の屋根や…