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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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2023年3月の記事一覧

誰かの記憶になって生きるということ。

ここんとこ、日々見る景色から 色が消えていた。 お正月の二日からだった。 それが3月の15日…

#呑みながら書きました たすけてほしいときはこえをだすんだよ。

#呑みながら書きました 今回も参加させてもろうてます。 誤字のフリマみたいなわたしは こ…

ハマった沼は文字でした。憧れの方に本を作ってもらったあの日。

推しという言葉にほんとうは まだ馴染んでいない。 わたしがはじめて「推し」という言葉に 触…

捨ててしまった手紙のために。

誰かが書いてくれた手紙を捨てたことが ある人はどれぐらいいるのかわからない けれど。 わ…

『星降る夜に』、やさしさが刺さる夜。

朝と夜。 星と太陽。 日陰と日差し。 あるとない。 復讐と愛を注ぐということ。 生きてゆ…

誰かを信じることがこわかった。

叔父がちっちゃな広告会社を経営していたので コピーライターの専門学校に興味をもって 大学に…

ごめんなさいを、言わなかった。

これは自分のために書いているのかも しれない。 きっと自分が楽になるために。 そうすることがいいことなのか どうなのかわからない。 SNS的でなにかを書くということ その向こうに誰かが読んでいる ということにまだ不慣れなのかも しれない。 とりわけ家族について書くことは なんども自問してしまう。 人はいつか記憶を失うものだし。 そばで暮らしている大切な人が 覚えてほしいことを忘れてしまう ことに今年からずっと直面している。 時々、記憶が揺らぐから

小説『残雪』/言えなかった言葉、言わなかった言葉を思い出す。

去年読んだ好きだった短編小説 『残雪』のことをなぜか今書いて おきたくなっていた。 日本…

終わった恋の詩が教えてくれた、イタリア。

古いファイルを整理していたら、飛行機の チケットとかにまぎれていろいろな場所に 折り目の…

ひとりとひとりだから出会えた。心に刺さる、触れてくる音/藤井風『grace』のイントロ…

好きだった絵本と好きな曲に とても深いつながりを発見して うれしくなっていた。 好きだっ…

ミルクたっぷりめの言葉/わたしの住む町にスタバがなかった頃。

わたしたちって言うのはちょっと はばかられる。 ふたりというのも、違う。 そこまでもろと…