「いま天使が通ったね」、あの沈黙も大切な会話だった。
わたしには友達が少なかったから
誰かと会話したことを思い出すのは
仕事していた時の先輩のスーちゃんを
よく思い出す。
ちょっとだけ入社が早いコピーライターの
先輩だった。
もらったお給料はすべて350ccの
アメリカンスタイルのバイクにつぎ込んで、
そのバイクは相棒で、おまけにスーちゃんの
脚のようでもあった。
(⇈イメージ的にはこういう乗り方のスタイルでした)
わたしは仕事の締めきりに間に合わなく
なりそうになると、てんで優先順位が
わからなくなっ