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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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2021年2月の記事一覧

noteの名前、リアルの名前、母の名前。

ときどき、ダイレクトメールがきたり 役所関係の書類が届くと宛先にじぶんの 名前があって。…

もっとあなたを知りたくなる。「ほぼ日」インタビュー記事に心揺らされた。

だれかの話を聞くのが好きで。 たまに相談事を持ちかけられたりする。 聞いている間はじぶん…

映画『花束みたいな恋をした』と母の恋。

流行るって、ずっと流行るのがむずかしい ものもあるけれど。 流行ってはいるけれど、今それ…

いつでもどこでも「うわの空」だった。

noteに好きな人がいる。 その人がそこにいてくれるから今日もわたし ここにいられるって思え…

出会ったことのない誰かが心にいる、noteってそんな場所。

ずっと、SNSとかと無縁で生きてきたので このnoteがはじめてのSNSのようなものだった。 今年…

サカナクションの『宝島』のように、わたしの線を描いてゆきたい。

夜中、気が付くとふいに口ずさんでいる 歌があって。 なぜかそれがサカナクションの『宝島』…

「うたがうこと」の新しい意味を知った。

ふいに、去年の1月ごろの日記のページをめくっていたら、そこには文字が記されているのだけれど。 疑うことも大事って、言葉に遭遇する。 およそ1年前の日記の文字。 肯定することよりも、疑うことの大切さをいつも誰かが力説する度に、そうだけどさ。 それだけってさ、空しくないかって反論しつつ。 たまに、そういうことで喧嘩になるんだよなって思いながら、 日記のページをさらにめくっていたら、なにかに 呼ばれたかのように愛読していた新聞の連載 <折々のことば>の切り抜きが、葉

あの涙、理由も意味もなくてもいいよ。

昔は、感情に乏しくて、なにかに感動したり 怒ったり笑ったりがあまりうまくできなくて。 ち…

心のことなんて忘れていいよ、そんな忘れられないハグだった。

昔わたしは、一駅向こうにある海のそばの 古い一軒家まで週一度通っていたことがある。 土曜…

誰かを好きだった時の想いが、今のじぶんを救ってくれることもある。

ひらがなのふしぎって言葉が大好きで。 ふしぎって、いつも誰かと誰かと何かとか 自分以外の…

いつの日か手紙のようにnoteを書いてみたい。

文章を書いていると、時々じぶんの今いる場所から どんどん遠ざかっていって、戻れないような…

いつも誰かにアドバイスされてしまうわたしが、ある夜かまいたちさんに出会った。

深夜はいつもアメリカとかのドラマをみて、 今日あった嫌なこととかを スルーするようにして…

揺れを感じながら。もっと話したいんだって、気づいた。

この間、わたしの住んでいる街でも震度4の 揺れが襲った。 心の準備もしていなかったので、…

たとえば、<おまじない>みたいな意味のない言葉に憧れている。

小さい時っておまじないみたいな言葉の つらなりが嘘っぽくていやだなって 思っていた。 ちちんぷいぷいとか痛いの痛いの飛んでいけ~とか。 なにそれ? ってぐらいしれっとして聞いていた。 でもなんとなく近頃は、おまじないってありかもって おもったりしてる。 エビデンスとか意味意味意味にがんじがらめに なっているので、そういう意味とかが まつわりついてこないじゅもんみたいな言葉に ときおり寄り添ってもいいのかもって。 去年の11月の朝日新聞の「折々のことば」に