8/7~24 適性
いよいよ単位も取り切って大学でやることも無くなった8月、来年には都内で就職する自分の中には「やったことのないことを体験したい」という気持ちがふつふつ。
そういえば山陰とか四国、九州にも行ってみたいなと思っていたそんな時、愛媛県の宿泊施設での住み込みの募集を見つけてすぐに申し込んだ。
労働条件などのお話はサクサク進んだ上に自分の中学からの友人も参加することになって、他のインターン生(単なる住み込みにも関わらず頑なに「インターン生」としか呼ばれなかった)はどんな人なのかも気になりつつ、当日空港へ向かったのを覚えている。
8/7~10 ボーナス
自分と友達を含め4人のインターン生を乗せた飛行機が愛媛に着いた日、ちょうど台風6号が近づいていて施設が営業を数日休むことになったらしい。
なんと会社から系列のホテルに無料で泊まらせてもらえるらしく、1日にお風呂4回入ったりしてかなり楽しませてもらった。
結局雨風はほとんどなくレンタカーを借りて観光までしちゃって、まさにボーナス。
短期間で初対面から誰かとここまで仲良くなるのは久しぶりだな、と思いつつ暇っちゃ暇だったから人と通話したりして適度に1人の時間も楽しんだ。
8/10~21 おもてなし
そんな暮らしをした後、働くホテルまで輸送され宿舎の案内から業務のインストラクションを受ける。
軽く説明を受けて初日はこれで終わりかと思いきや、ぬるっと実働が始まっていたようで帰れたのは22時。
体の節々に感じる痛みを通じて日々の不養生を痛感しつつ、今まで浅い眠りに悩まされてきた自分が一度も目覚めずに熟睡できたことにびっくり。
万年文化系が初めて2週間弱サービス業に従事して、いくつか感じたことがある。
1.サービス業の適性×
コミュニケーション能力に自信がなかった自分は、大学生がやりがちな居酒屋や塾講師といったアルバイトを無意識に敬遠していた。
ホテル業に従事した中で、自分のその感覚はしっかりちゃんと正しかったことを知れて良かったと思う。
今までWebに関わるアルバイトをずっとしていて、基本的に「やったこと=〇〇円」とすぐにイメージしやすい環境にいたわけだけど、ホテルの「おもてなし」でそれは通用するわけもなく。
そもそも対人関係において気を遣いがちな自分があれもこれもとレーダーを広げるのは脳が沸騰しそうな感覚もあって、新しいことにトライしているわけだから当然だけど毎日結構疲れていた。
もちろんお客さんに喜んでもらえるのは嬉しいことだし、やりがいというのも感じられていたけど。
他のインターン生との共同生活はかなり救いになっていて、友達は自分が帰るまでシャワーに行くのを待っていてくれたし後から来た後輩たちが夜ご飯を準備してくれていたのがありがたかった。
2.地方で暮らすということ
ぼんやりと「田舎でのんびり暮らしたい」と感じる人は、自分を含めて周りにも一定数いる。
そういう層は自分含めて集団での生活が苦手な節があるような厭世観で移住を決める人も多いのかな、なんてとても失礼な先入観があったが全くもってそれは間違いだった。
少なくともそのホテルで働いてる人は自分のやりたいことと軸が確立されていて、人生の先輩として尊敬できる人たちに会えたのはとてもいいことだったと思う。
あと地方で暮らすことを自分と重ねて考えてみたときに、まだ先でいいかなと思ったりした。
8/21~24 HP
住み込みでHPが1まで削られた自分は、友達とターミナル駅まで送ってもらった。
向こうのご好意で先の飛行機を取っていいことになってたから数泊旅行できる座組にしていたけど、2人とも笑っちゃうくらいの疲れ具合。
駅近のスーパー銭湯に泊まることを決め、レンタカーを借りて旅。
彼とは7年くらい関係性が続いていて、話す内容で時の流れを感じることに2人で笑った。
こういうのはもっと記憶が新しいうちに書かないと、色々抜け落ちている気がしてモヤモヤする。
かといって思い出せるわけでもないから、とりあえず数日かけて思い出しながら書いてみた。
思い出したことがあったら継ぎ足そう。
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