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#142 仕事ができない人たち【AG.Nodo】

先月の半ばから出張が続いている。
今回は東京、大阪、神戸、千葉といった感じで関東と関西を往復する形となった。

普段関わることのない人達と一緒に仕事をする機会が増えたわけだが、いわゆる“仕事が出来る人“と“そうでもない人”の差について感じることがあったので少しまとめてみました。

【仕事が出来ない人の特徴】を5選。
そこに自分の業界なりの補足をつけます。

それではどうぞ。

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【1.挨拶をしない】

年代問わず、一定数存在する。社会人として当たり前のルールである。必然、現場のルールを遵守する能力が低いことが想定される。

▶︎補足:
職人タイプに多い。下の人間(アルバイト等)から挨拶されるまでは挨拶をしないというプライド?を持っていると想定。組織やグループ関係に派閥を作り囲い込みを行う傾向があるので注意が必要。

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【2. タスク管理ができない】

仕事の優先順位をつけ、スケジュールを立て、進捗を管理する。これができない人は、仕事の全体像を把握できず、抜け・漏れが発生し、優先順位を間違えたり、余計な残業を増やしてしまう。

▶︎補足:
管理者の必須スキルであるが、なかには自分もプレイヤーにカウントして工程を組んでしまい、トラブル時に対応できる人材がおらず現場が全て止まってしまうことも。

この場合、タスクの洗い出しが甘い・自分がやらないこと(やってはダメなこと)の理解ができていないと言える。人件費削減のために、自分が動いてはいけない。

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【3. 報連相が足りない】

報告・連絡・相談。上司や顧客に仕事の進捗やトラブルを共有することにより適切なサポートが受けられる。または情報の共有を行うことができる。

報連相が足りない場合、伝達ミスやクレーム、失敗の隠蔽が起きる可能性が高くなる。

▶︎補足:
とは言え、何でもかんでも報連相をしてはいけない。現場中に「水を飲んで良いですか?(相談)」を聞くことが無駄なように、予め責任の所在と権限を確認しておく必要がある(例:追加費用が発生する場合は連絡・相談、しない場合は自己判断)

▶︎さらに補足:
報連相をするために「お時間よろしいでしょうか?」と聞く人がいるが、あれはNGである。「◯◯の件で報告がありますが、今お時間よろしいでしょうか?」と伝える方が良い。相手が概要を把握した上で判断できるので、ロスが無い。メールの件名と同じイメージだ。

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【4.意思決定のスピードが遅い】

メールの返信が遅い、スケジュールの確認が遅い、作業人員の振り分け、タスク分配の指示が遅い。そうした細かい意思決定が遅れた分ロスが発生し、本来得られるはずだった利益を失ってしまう。

▶︎補足:
特に速さを求められる業界では、返信の遅さは評価にダイレクトに直結する。どんなに遅くても1日以内に『可能・不可能・分からない』この3択で情報をもらう、渡すようにする。

返信がない、という状況が最もロスを生む。
「分からない」や「未定」という情報でもしっかり相手に渡すことにより、管理者は状況判断し易いのだ。

今、ボールがどこにあるのかしっかり確認しよう。

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【5.自我を出す】

達成すべき目標があり、責任者(管理者)は部下に適切な指示を出し、必要であれば権限を付与し、仕事を終わらせる必要があります。

各々が自分の考えで動くと指示系統が乱れ、責任の所在が不明瞭になり仕事に大きなロスが生まれます。

▶︎補足:
自分が指示を出す場合。
アルバイトさんに求める条件は一つ。

「俺の言う通りに動いてください」
例:このスマホをAからBに運んでください。

これができない人は多いのです。
「スマホじゃなくて携帯と呼んだ方が良い」とか「Cを経由した方が良い」など余計な自我を出してくるパターンがあるので、都度分からせる必要があります。

権限はこちらが与えます。
何か要望があれば検討します。

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業種によって”仕事が出来る人“の定義は様々だと思いますが、少なくとも自分は“できない人の特徴を減らす“ことに注力しています。

単純に上記に挙げた5選+補足は、反対にすれば=仕事が出来る人というわけではない。全て無駄、ロスを生む要因なのです。最も大事なのは利益を上げること。仕事はそのための手段です。

そのためにどうすれば良いのか?

日々考えている人、そうでない人、そこに差が生まれて来るんだろうな。と考えております。まだまだ自分も”仕事人“としては未熟なので、日々考えながら成長していきたいですね。

今日はこの辺で。
それではまた。

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