#125 効率的にパニックを起こす方法【AG.Nodo】
「やることに追われている」
なんて言葉があるが、“やること”を増やしたのは紛れもなく自分であり自業自得なのだが、追われる系のゲームはあまり好きではなく、私が追う側なんだ馬鹿野郎!見つけたぞ!追え!逃がすな!という気持ちで日々タスクをこなしております。
どうも、BuzzWorksの私です。
最近タスク量が増えまして、若干のキャパオーバーを感じております。というのも、頭がパニックを起こしているのか?冷蔵庫から出した卵をそのまま握り潰したり、マスクをしたまま食事を口に運ぶといった奇行に始まり、考え事のし過ぎで目がギラついていたのか?声がいつもより低かったのか?分かりませんが、コンビニで煙草を買おうと思い店員さんに番号で注文すると、急に慌てふためいた彼は何故か“揚げ鶏”を持ってくる始末。どうやらパニックは伝染するようです。揚げ鶏は美味しかったです。
人は何故パニックを起こすのか?
それは医者に聞くのが一番ですが、パニックを起こす方法には幾つか心当たりがあります。
1.タスクの洗い出しを行なわない。
自分が抱えているタスクを全て書き出す。なるべく抜け漏れがないように。そのうち、5分以内に終わるものは今直ぐ消化する(メールの返信、領収書のスキャンetc)
書き出したタスクを以下の通り分類する。
【A】優先度↑高:重要度↑高
【B】優先度↓低:重要度↑高
【C】優先度↑高:重要度↓低
【D】優先度↓低:重要度↓低
そして、タスクの優先度に基づき期限を設定する。おそらく5分以内に終わるタスクで、Cはあらかた完了しているだろう。Dに至っては人にお願いするのも良いだろう。Aはもちろん大事なのだが、Bに手をつける時間を捻出するのが狙いである。
先ず自分の作業工程、スケジュールを作るのが最も重要なタスクである。これをやらないことによって、効率的にパニックを引き起こすことが可能である。
2.タスクを全て自分で完遂し、休まない。
タスクを洗い出しをしたところで、急に別の用事を頼まれたり、緊急の案件が発生するだろう。自分のスケジュールには必ず“バッファ”を持たせよう。
人に頼めるものは、全部とは言わないまでも振った方が良い。内容によっては“やらない”方が良いことすらある。一つの基準として、どう処理するか“迷う”場合、何を選択してもクオリティに差異が無い可能性が高いので、人に頼む、またはやらないと判断することが出来る。
バッファを持たせることによって、十分に休むことも可能だ(これは睡眠時間をカウントしない)人間の集中力は個人差はあれど、1時間半ぐらいしか持たないと言われている。ランナーズ・ハイのように過集中する場合もあるが、あまりオススメはしない。一度作業を止めて、頭の中で整理する時間も必要だ。私はよく冷蔵庫の「DF」霜取り機能を例に出すのだが、ずっと稼働し続けると頭の中にも霜が増え続け機能が低下してしまう。意識的に“何もしない”時間を作ることによって、結果的に作業効率がアップするのだ。
なんでもかんでも自分でやらなきゃ気が済まない。クオリティに満足するまで休まずに予定を詰め込み過ぎると、効率的にパニックを起こすことが可能である。
3.考え過ぎる。
最後に精神論になってしまうのだが、考え過ぎないことは非常に有用である。相手の反応を気にしてしまう、ミスを恐れてしまう、プレッシャーを感じてしまう。それらはもちろん重要なことだが、ある一定ラインを超えると“解決出来ない問題“として苦しんでしまうのだ。
対人関係における不安など、相手の気持ちは予測出来ても完全に理解することは不可能。ミスをしないために準備と確認を繰り返しても、ヒューマンエラーは起きてしまう。本番が始まるまで、プレッシャーから逃れることは出来ない。
つまり自分で解決することが出来ない問題は、考えるだけ時間の無駄なのだ。
いやいや、考えを放棄してはいけない!考え続けることでしか得られない境地に達したいんだ!と自問自答を繰り返しOKストアで1000mlのジム・ビームを2日で飲み干しYouTubeで深層心理学と成功者のライフハックに高評価ボタンを押し続けると、効率的にパニックを起こすことが可能である。
そんなわけで、パニックを引き起こす方法を3つ考えてみたのだが、実際にはもっと簡単にテンパったりするのが人間です。自分のキャパを知るには、一度パニックにならないといけない。
そうして、ああ自分はこんなもんか。と気付いたとき、まるで筋トレのように成長する。対応力や決断力といった能力がパワーアップするのだ。
皆さんも是非、キャパオーバーしてパニックを起こしてみませんか?それではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?