TAJIRI

九州プロレス所属 最新刊『少年とリング屋』(イースト・プレス)発売中 徳間書店か…

TAJIRI

九州プロレス所属 最新刊『少年とリング屋』(イースト・プレス)発売中 徳間書店から『戦争とプロレス』『プロレス深夜特急』 草思社から『プロレスラーは観客に何を見せているのか』 など、著作いくつか。

最近の記事

レスラーの副業

先日、東京に住む某レスラーから電話があった。彼は数年前にある国家資格を取得し、それを活かしたビジネスを徐々に拡張させ、ついには本業であるプロレスを追い抜くほどの収入に達したのだと言う。

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    • ハゲはじめた!?とビビる貴方にいい方法を教えます

      最初に断っておく。すでに頭頂部の髪がなくなっている人はこの文章を読まないでほしい。対象は、頭頂部を二分する生えぎわや額が広がりはじめ「もしかしてハゲはじめた!?」とビビっているあなたである。

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      • 伝統的な日本式プロレス稽古の合理性

        ここ数年、海外でプロレスを教える機会が多い。つい先日も韓国の新興団体で2週間の指導をしてきた。海外の若い選手を教えるつど、切実に感じる。日本の伝統的なプロレス稽古で育てられた若者たちは、実に芯がしっかりしているな、と。では、その芯とはどういうものを指すのか。それ以前に、伝統的な日本式プロレス稽古とはどういったものなのか。 まず、伝統的な日本式プロレス稽古について。オレがこれまでIWAジャパンの荒谷さん(剛竜馬のオリエンタルプロレスから派生)、大日本のサクラダさん(日本プロレ

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        • プロレスを30年間続けてこれた背景

          今月の28日。生まれ故郷の熊本は玉名で、デビュー30周年記念大会を開催させていただきます。皆さんのおかげでクラウドファンディングでは400万円近いご支援も集まり、あらためてお礼申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。 1994年の9月にデビューし、それから30年。さっきちょっと気になってしまい、同時期にデビューした選手でいまも第一線で活躍し続けているのは誰がいるのか調べてみたところ、モッチーとミノ様と菊ちゃんとメキシコの奥村選手くらいで、あとはほとんどが引

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        レスラーの副業

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        • ハゲはじめた!?とビビる貴方にいい方法を教えます

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        • 伝統的な日本式プロレス稽古の合理性

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        • プロレスを30年間続けてこれた背景

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          『不快な思いをされた方に全額返金』から思うこと

          ※2年前の10月、プロレス格闘技DX連載に書いた記事です。久々に読み返してみて、この記事を知らない方にどうしても読んでもらいたくなり再録します。プロ格加入者は『プロレスと酒があれば生きていける』のバックナンバーから探してみてね! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ただいま九州プロレス侵略絶賛進行中。先日の火曜日はそんな九州プロレス初の後楽園ホール大会だった。で、オレは知らなかったのだが、興行中東側客席あたりにマスクをせず声を出している観

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          『不快な思いをされた方に全額返金』から思うこと

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          飢え死にしたレスラーの話は聞かない、であるならば……

          30年間プロレスを続けてきて「これはいよいよヤバいかも」と金銭的に、そして精神的に窮地へ追い込まれた経験が2度ある。

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          飢え死にしたレスラーの話は聞かない、であるならば……

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          「炎上してますよ」

          先日、トークショーをおこなった。

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          「炎上してますよ」

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          プロレスがエンタメたりえる条件

          いま、世界の新興プロレス団体の若者の多くは『プロレスとはエンタメである』という認識でプロレスと向き合っているとオレは感じる。それは一概に間違いではない。 お金をいただき人様に披露するもの=エンタメ そう、間違いではないのだ。 しかし、大いに不安なこともある。彼らのかなり多くは 派手で楽しいことを披露する人気商売=エンタメ と「だけ」考えているフシがあるからだ。

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          プロレスがエンタメたりえる条件

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          海外でメシを食う勇気がない!を克服する方法

          海外へ来ると、なかなかメシを食えないという人がいる。食い物が口に合わないということではなく、何をどのように注文していいのかわからないし、そのやりとりをすること自体に自信がなく、店に入ることができないというケース。 実はかつては、オレ自身もそうであった。特に20歳のときに初めてメキシコを訪れたさい。

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          海外でメシを食う勇気がない!を克服する方法

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          幽霊目撃談

          まず、本題とは関係ないことから書く。プロレスラーがこのようなタイトルの記事をnoteに書いたところで、なかなか買われないことは重々よくわかっている。では、プロレスラーが何を書いたらよく買われるのかというと……これはあくまで個人的経験に基づく統計なのだが。まず、もちろんプロレスのこと。しかしプロレスのことであっても、これを書いたところで全然売れません!と断言できるものがある。それは何かというと

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          幽霊目撃談

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          呪いもハッピー

          先日『悪い人がいない世界』という一文を書いた。 それを読んだ方であれば、今回のこの文章だってスっと頭に入り込んでくるかもしれない。悪い人がいない世界……どうやらそれを求める風潮は、全世間的にそうなのだろうなと感じさせられてしまうあるモノを、つい先ほど目にしてしまった。

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          呪いもハッピー

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          フワちゃんと誹謗中傷と

          1年ほど前のこと。フィリピンのオレの弟子であるファビオ・マキシからメッセージがきた。 『日本のこの芸能人を知っていますか?』 写真が添付されていた。テレビなんかまったく見ないオレでも知っている顔だった。タレントのフワちゃん。ファビオら、フィリピンのプロレス団体MWFの面々と一緒にリングの上で写した写真。 『なんでフワちゃんがフィリピンにいるの?』 『テレビか何かの取材で我々にプロレスを教わりにきたのです。だけどこのことは彼女が公表するまでナイショにしておいてください』

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          フワちゃんと誹謗中傷と

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          ここ最近でいちばんガッカリしたこと

          きのう、ばってん×ぶらぶらと二人で熊本営業にいってきた。9月28日の玉名大会へ向けてクラウドファンディングだけでなく、いつもの大会のように地元企業のご協賛も欠かせない。で、上熊本の某企業さんから新たにご協力をいただき。 その後ばってんは長崎へ営業にいかなくてはならなかったが、オレは熊本市内で周りたいところが何件かあり。ばってんの車で来ていたものだからして、熊本中心部の唐島町で降ろしてもらった。そのまま市内を何件か周り。すべての営業を終えると、夕刻になっていた。

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          ここ最近でいちばんガッカリしたこと

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          『闘い』がある、ない

          昭和世代からのプロレスファンや関係者が、いまのプロレスについて「闘いがない」と口にするのをよく耳にする。では闘いがある、あるいは、ないプロレスとは、いったいどういったものを指し示すのか?昨日のこと。オレはここ最近のプロレスでは実に珍しいシーンを目撃した。

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          『闘い』がある、ない

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          一生闘うことのない者たち

          オリンピック女子柔道で、阿部詩選手が試合に敗れたのち大号泣したことがネット界隈でいまだに議論を巻き起こしている。 「試合進行の妨げになる」だとか「五輪に出る選手は誰でも何かしら背負っているはず」だとか。

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          一生闘うことのない者たち

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          あのころのWWE日本公演

          数日前。俳優の古田新太さんと酒の席をご一緒させていただいた。劇団新感線、ただいま博多座で連日公演中。同劇団の吉田メタルさんと九州プロレスのばってんxぶらぶらが仲が良いことから、WWEだけでなく日本のプロレスもこよなく愛する古田さんを交えての一席がもうけられることとなったのだ。 「TAJIRIさんと会うのは……初めてでしたっけ?」 いきなり古田さんにそう尋ねられた。初めてのはずである。おそらく多くのレスラーに会ってこられたんだな、だからどこかでオレとも会ったことがあるかもと

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          あのころのWWE日本公演

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