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5年間、バイセルの採用に携わってきて思うこと

こんにちは!
バイセル採用チームの小泉です。

2019年12月19日。バイセルの全社員が一堂に会し、表彰式「BST AWARD 2019(通称:アワード)」が行われました。

その表彰式で、全社個人MVPをいただきました。

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アワードでは司会を務めさせていただいたので、終始明るく笑顔で振る舞うつもりでしたが・・・。

上司である市川人事部長からいただいた言葉に感激してしまい、涙があふれてしまいました

【市川人事部長からのコメント】
”人事の仕事ってすごく華やかに見えるじゃないですか。でも周りからは見えない苦しい部分がすごくあって、綺麗な仕事ばかりではないんです。彼は東京と大阪を何度も往復して、バイセルの採用活動に尽力してくれた。奥さんとまだ3歳のお子さんを残して単身赴任してまで。彼の苦労や仕事へのプレッシャーは計り知れない。だから、この場で彼の仕事ぶりを称えたい”

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仕事への称えだけでなく、家族の支えに触れていただいたことで、ふと子供の顔が思い浮かび感情が込み上げてきたのです

自分が受賞コメントを話す番になって、涙を止めるのに必死だったのですが、どうにもこうにも止まらない。第一声は裏返ってしまったし、話している間はずっと声が震えていました。どうやったら社員みなさんに感謝の言葉を伝えることができるのか、それだけを考えて、考えて、考えて、必死にスピーチしていました。今振り返ってみても、感情が溢れすぎていたので何を話したのか明確に覚えていません。

あの時抱いた私の想いを、このnoteという場をお借りして、改めて伝えたいのです。

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【採用のお仕事のこと】

私が採用のお仕事に関わり始めたのは、5年前のことです。ちょうど新卒採用チームが発足された頃で、私もそのメンバーに加わりました。新卒採用を始めた2016年卒から、採用チームに課せられた責任は大きなものでした。

バイセルのような労働集約型ビジネスの場合、人がいなければ事業が成り立ちません。急成長する会社の事業にとって、新卒採用の成功は必至。私は経営に関わっているわけではないですが、採用チームの結果にバイセルの命運が掛かっていることを身に染みて感じていたのです。

採用の仕事が、
学生の人生を預かる。
直接事業成長に影響する。

採用チームを襲う危機感やプレッシャーは、尋常なものではありません。

常に、この不安と向き合いながら採用の仕事をしています。5年経った今も、このプレッシャーを感じます。

それでも、この仕事を託されたことは心の底から嬉しく、やりがいを感じています。自分への信頼の表れだと思うからです。きっと、誰もが経験できるものではありません。こんな経験ができることは、つくづく幸せ者だと思います。

だからこそ、私には「忍耐」が必要でした。私は子供が生まれてから、家族と一緒に住んでいません。すべては結果にコミットするための決断でした。

採用の仕事で東京と大阪を往復し、学生のみなさんと真摯に向き合う日々を送るには、万全の準備をして100%の力で臨みたい。

自分の置かれている環境を家族が理解してくれていることに本当に感謝しています。それを踏まえた事情を理解してくださる上司の存在も、大きな支えでした。

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【全社員の協力があって】

常にプレッシャーと隣り合わせですが、私たちは採用においてコミットできなかったことがありません。それは、社長から新卒社員まで、採用活動に協力してくださっているからです。

業務時間に自身の業務を一旦ストップして面談に関わってくださること。休日である土日にも関わらず、イベントに参加して学生のみなさんとの交流を積極的に深めてくださること。

これが人事だけでは伝えることのできない会社の魅力や社風を伝える一番の力になっています。

”採用のためなら、もちろん、喜んで協力するよ”

みなさんの協力的な姿勢に、感謝しかありません。

【新卒で入社してくれたみなさんへ】

数多くある企業の中からバイセルを選んで入社してくださったこと、改めて、本当にありがとうございます。

この感謝には、みなさんがバイセルを選んでくださったことだけでなく、入社後も大きな力を私たちに与えてくれていることへの感謝が含まれています。

みなさんは本当に素直で、愚直で、一生懸命な人たちです。

人間性もさることながら、考え方や意欲、のみ込みの早さは、私たち既存社員をいつも驚かせてくれています。目覚ましい成長と活躍は、今後も楽しみで仕方がありません。

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アワードでもお話ししましたが、私たちはみなさんの人生を預かる覚悟です

人生の分岐点でバイセルを選んでくださったことは、みなさんがバイセルに人生をかけてくれているのだと思うからです。

せっかく新卒のみなさんが人生をかけてくれたのだから、がっかりさせたくない。その覚悟に、全力で応える覚悟を持つ。

預かった人生を、必ず成長できる環境で育てる覚悟です。

成長できる環境というのは、2つの観点から成り立っていると考えています。それは、「仕事でのスキル向上」と「人格」です。新卒のみなさんには伸びしろしかありません。だから、前者は日々の業務をこなす中で自然と身についていくものだと考えています。

ですが、「人格」はどんな環境でも身につくものではありません。私は仕事において、一緒に働く人がどれほど大事か、気づいたのは社会人になってから3,4年目のことでした。

この人の役に立ちたい」「この人みたいになりたい」という感情は、自分を素直にさせ、より向上心を掻き立てるものです。そういう上司のもとで働けることは、成長の近道になります。そして、その環境で働いていくうちに、みなさん自身も「この人のために働きたい」と思われる存在になるのではないでしょうか。

みなさんには、「この人のために何かしたい」と思える人に巡り合ってほしい。そのために、私は人のために尽くせる人材を増やし続けたいと考えています。そんな環境で生き生きと仕事をするみなさんを見ると、心から嬉しくなるのです

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私は本当に恵まれています。いつも自分を支えてくれる家族がいて、公私ともに自分の事情を理解し、肯定してくださる上司がいて、自分についてきてくれているメンバーがいて、自分を信じて入社してきてくれる新卒社員がいる。

このnoteでは、感謝の想いと私の決意を伝えたつもりです。次は行動で、結果で、感謝と決意を示せるように。バイセルに勤めて良かったと、全社員が心の底から思える企業にするため、これからも尽力していきます。

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