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JNB線:プロベーション終了記念!?片道8時間ターン中に腰を負傷&帰りは強制DH送還後病院送りになった件

本日の副題「どうして人はここまで他己的になれるのか」「運動会みたいな忙しないフライト」

ハッシュタグ:#天国と地獄(オフェンバック)#前回のフライトと真逆Passemgers #初インドビュッフェなるか !? #●●航空(弊社)の矛盾 #クルーの病気・怪我には非常に優しい会社 #リアル車椅子初体験 #WHCSの気持ちが分かるw #期間限定WHSC #初づくしフライト #初労災 #初車椅子 #初Medlink #初アフリカ #初南アフリカ #初アフリカターン #初24時間ターン業務 #業務時間違法すれすれフライト ?#初インド人に服を脱がされるw #初クルーミール !?#フランツ・カフカ「変身」#ムカデのようにJクラスでのたうちまわるりんごたん #保険は大事 #期間限定ヨボヨボのおばあちゃん  #●●航空の本気 #犬も歩けば棒に当たる #りんごたんも歩けばネタに当たるw

※バックグラウンドミュージックは「オフェンバック」の「天国と地獄:序曲」でお願いしますw(あの運動会でよく流れるやつねw)


前提情報


いろんな意味で、前回のフライトと対になったフライトでスタ。。。

南アフリカ・ヨハネスブルクについて


豆知識:JNB=Johannesburg=ヨハネスブルク=南アフリカ共和国の首都。
日本語ではオランダ読みでヨハネスブルク。もともと、オランダの植民地だったが、紆余曲折を得てイギリス領になる。
金やダイアモンドなどの鉱山資源が多いため、列強に狙われた。その後、独立。
アフリカではトップクラスの経済大国ではある。
ヨハネスブルクは風光明媚なイメージがある一方、世界でも治安が悪い都市として日本では有名。(まあ今回レイオーバーないけどねw)


今回のフライトについて


今回、南アフリカに帰りたい海外に住んでいた(旅行してた)現地人を、弊社ネットワーク経由でレスキューフライト(現地政府の要請)
本来ならば、1日に数本弊社ネットワークでJNB便がある
通常なら現地で、大抵24時間の現地レストがある。(ステーキが美味しいらしい、レイオーバーがないのは残念すぎるw)が、もちろん現在はストップ、南アフリカも基本的には現地人しか入国できず。


が、コロナの影響で、片道8時間のロングフライトにも関わらず、インフライトレストという意味不明な休憩時間を業務中に設けて、無理やりターンに(汗)


地上勤務やブリーフィングも含めて、業務時間24時間という「超絶疲れるフライト」に。
もちろん、行き帰り両方オペレートですw 
一般的に、満席、かつ飲み食いが多くて忙しいフライト。今回も例に漏れず。。


フライト前半線:〇〇(ベース)からJNB線(片道約8時間)


クルー一同、超絶疲れるフライトだとわかっていながら、行くしかない。だってロースターされちゃったし、他にいかなきゃフライトないし。お金も入んないし。

今の時期MC取るのも、リスクだしね。。。

しかも、運悪いことに、私ミッドギャレーのギャレー担当(777-300)を任されちったのだw

EYの777-300のミッドギャレーというと、機内で一番忙しくて、業務量が多く、力仕事が多いポジション。同じEYでも、アフとギャレーより忙しい、理由はお客様から前後から来るからw 

アフとギャレーは機内後方からしかこないw

そしてギャレー担当は、ある程度、整理整頓能力というか、オーガナイズ能力が必要とされるのだw サービスに使うカートの準備、サービス後に散らかったギャレーの後始末 etc…

という、非常に、適当で興味のないことには情熱を注げないタイプの、ちゃらんぽらんな私には不向きというね。個人的にもギャレーは嫌い。。とほほ。。。

でもまあ、仕事だからやるしかない。。。

ただ、私よりシニアが4人もいる中で、自分がこの忙しいフライトでギャレー担当になるとは思わなんだw


ギャレーワークって、キャビンの仕事よりもちょっと複雑かつ、キャビンの仕事の流れがわかってないとできない。なので、パーサーも、通常シニア・男のクルー、アジアの女の子に任せる傾向があり。

男性クルー担当が多いのは、力仕事が多いから。SQとかは、ほぼ男がいつもギャレー担当。彼らの会社は、「女性がキャビンのメインアトラクション」だそうですw アトラクションになれる可愛いシンガポール人、そんなにいたんだ。へえ。。。(遠い目)

弊社でアジア人の女の子が好まれるのは、一般的に整理整頓能力が白人や他の人種より比較的高く、ギャレー業務がうまいらしい。

謎のレストピリオドw


とりあえず、この24時間勤務を合法化させるために、Inflight Rest という謎のレスト時間を会社が儲ける。

曰く、クルーチームを2チームに分かれる。離陸後、サービスの前に、チームAが約4時間ほどバンク(クルーが寝るスペースみたいなところで機内後方部ギャレーの近くに設置)でレスト。

その間、チームBがファーストサービスとセカンドサービスをする。

チームAの休憩が終わった後、チームBが交代し、レストに入る。チームAのみがサードサービスをする。

※もちろん、本来ならば、全てのクルーが起きていてファーストサービスからサードサービスまでをする業務。なので、単純計算で一人の業務・ゾーンがが2倍に。サービスもなかなか終わらん。。。。(泣)

当然いる人数では回せないので、ビジネスクラスから、副パーサーが何人か助っ人クルーを呼んで来る笑 もともと忙しいフライトなのに、チーム数が半減しているのでさらにクルーに負担が。。。

私はチームAだったので、離陸後すぐにバンクへ。。。でも当然のごとく、疲れてないから眠れん。。。


会社もこうなること考えればわかるのに、それでも強行でターンにするのね。。。

セカンドサービスの準備中にぎっくり腰?腰を砕く(?)


とまあ、レストから戻って忙しいキャビンの対応をしながら、セカンドサービスの準備をギャレー担当としてしていたわけですよ。

すると、缶のソフトドリンクの大量に入っているカートの引き出しを、もちあげたところ。。。。(でもまあいつもやっている作業。)

背中が急に

「ビキっ」

っていう音と共に硬直。。。。直後背中に鋭い痛みが走り、痛すぎて体が20秒くらい全ての動作を止める。。。

一瞬で治るかと思ったら、全然治らん。腰がかがめないし、重いものこれ以上持てないし、動作が遅くなるし、鋭い痛みが持続。。。痛みれべる10の中8。

とりえず、20分くらい放置したけど、全然治らん。。。

同僚も異変に気づいたらしく、「大丈夫?重いもの私が全部持つから任せて」って言ってくれた。とりあえず、これ以上放置しては危険だと思って、別のゾーンにいたEYの責任者副パーサーに電話して状況を話す。

「大丈夫?サービスできる?無理しないでね。もしあれだったら帰りはDHでいいから。取りあえず、ビジネスクラスから助っ人を呼んでアシストしてもらうから、もしどうしても無理になったら言ってね」て言ってくれる。めっちゃいい人。

取りあえず、この時は痛みはあるものの、まだ動けない状況ではなかったので、サービス続行。いい加減人数が少ない中、私も離脱したらほんまに終わる!!!!

サンドイッチのサービスだったので、まだいける。。。と思ってちょっと動作は遅いけど、普通にこのセクターは腰の痛みと戦いながら頑張って働いたw

そしてこのインド人の助っ人くんが、非常に優秀だった笑 私がギャレーやるより全然仕事できたw 

ビジのくせにw ちなみにヤリチンではないと思うw

まあなんとかみんなの助けを借りて、サービス終わらせて、ギャレーの後始末をして着陸にこぎつける。


たまーにこの仕事始めてから(シンガポール時代から)ゆるい痛みはたまにあったけど、こんなに業務に支障が出るほどの、シビアな痛みは今までなかったよね。。。ヤバたん。。。

着陸後、お客様が嬉しすぎたらしくて一斉に拍手と国歌斉唱w


私の腰とは関係ないのだが。

着陸して祖国に帰れたのが非常に嬉しかったらしく、ゲートまでのタキシングの間、アフとゾーンで一斉にお客様が拍手と国歌斉唱をしだすw

ほんまノリのいい人種。よかったね帰れて。。。

私はまだ日本には帰れてないのよう。。。別に帰らなくてもいいんだけど、日本食はちょいと恋しいぞよ。。。


私の腰は犠牲になったがw 自らの健康を犠牲にしてまでも、お客様をTakeing HomeしてあげるCAの鏡!

なんつって笑

着陸後、腰痛でディスアームすることすら難しかった状況


ところが、着陸後、腰の状況が一変する。。。。

一回着陸のために一定時間座っちゃったからかしらん、次に立つときに、背中の痛みが酷すぎて立てない。。。。

やっとの思いで、ジャンプシートにしがみつきながら中腰までたつ。ドアのディスアームすら力が入らなくてできなかった。本来ならば、そんな力はいらないんだけど。

異変に気付いた私反対側のドアのクルーが助けに来てくれて、リバーのカバーを押さえてくれる。ディスアーム自体は、Safetyのルール上、何としても私がやらなきゃいけないからね。。。

全身全霊を振り絞って、ディスアームするw

その後、反対側のドアに片方のクルーのディスアームを確認しに行く。腰が痛すぎて、ちゃんと立ってられなくて、半分、はって行ったた。まじで。

お客様の前を、這っていったのまじで初めてw


※ディスアームとは、ドアについた緊急脱出用のスライド装置を解除すること。ドアについているレバーを引くだけ。逆に、離陸する際は、アームと言ってこれを設置するレバーを引く。どの会社のCAでもマスト業務。

お客さまは基本みんないい人


ただ救いだったのが、お客様はめっちゃいい人フレンドリーでお茶目な人が多かった。

南アフリカ人、好きになっちゃった。今度レイーバーでいくの楽しみんこ。弊社のクルーも南アフリカ出身の子はいい子が多い。印象。

ちょっと特異な歴史を辿った南アフリカらしく、機内のお客様も黒人と白人混ざっていた。

サービス中に、「あなたどこの国?家には帰れてる?あなたのサービス素晴らしいから、今度〇〇航空にFeedbackしてあげるわ。(特に褒められることは全く何もしてませんw)あなたの同僚に〇〇ちゃんているでしょ?彼女も素晴らしかったわ。よろしくねw(私同僚の名前まだ覚えてないw)」


日本で4年白人働いてたおじさん、「日本はいいところだよ。僕にはね。だって僕日本人じゃないからwって含みを持った言い方をしていたw「私日本人だよ」って言ったら、うん知ってたよ。君のアクセントでねw」って言われたw


クルーず会社で働いている白人のお姉さん。曰く、6ヶ月の業務の後2ヶ月のオフがあるらしい。今はその2ヶ月のオフだから帰ってきたとのこと。クルーズカンパニーも一回働いてみたかった。って言ったら、「多分空と海の違いでやってることはそんなに変わらないと思うわよ笑」だって。おっしゃる通り。。。


いつもお席を通りたびに、お水くださいっていうお客様がいて、「次から欲しい時は、コールベル押せば可能な限り早く来るよ?って言ったら、あなたたち忙しそうだからコールベル押すの申し訳ないわ。。。だから通りかかった時だけ、くださいって言ってるの。」ていうお客様も。やばい感動した!

これがいわゆる思いやりってやつですな。インド人その他にも学んで欲しい。。。


南アフリカ語初めて聞いた。なんか面白い響きだった。。。


帰り際、お客様のうち何人かが、私が腰をかがめておばちゃんみたいに歩いているのをみて、「早く腰治るといいね。頑張ってね」と言って心配してくれる。ちょっと嬉しい。


グランドスタッフ経由でMedlinkとお話をするw


流石に腰の様子が立ってられないくらいやばいので、Medlinkと、帰りの業務を遂行できるかについてお話しすることに。いやこの状況だと多分もう無理。。。。

(はあ通常なら、ここでレイーオーバーだから、ちょっと休めるかつお医者さんにもみてもらえるのになぁ。。。ついでに滋養のある食べ物(ステーキ)たべれたのに。とかまだいってる笑)

とりあえず、コックピットにいって電話をする。もうすでに立って歩けないくらい腰がやばいので、シートとクルーにしがみつきながらたどり着く。笑 

グランドスタッフ主導で、電話してもらう。その後、電話を変わる。


Medlinkは、機内から電話でかけられる、航空機内での症状や病気に特化した相談・診断窓口の医療機関のこと。会社が契約を結んでいる。ちなみに料金ももちろん発生w(いくらかきになるw)

曰く

何が起きたのか?
持病は?
立って歩けるか?
腰をかがめられるか?
薬にアレルギーはあるか?
的なことを聞かれ、「立って歩けないし、腰もかがめられない。」というと、

「帰りの業務は無理だね。DHできる?痛みはひどい?」と聞かれ、

「今の所頑張れば、DHはできると思う。痛いけど我慢できなくもないと思う。。。てかターンだし、今のコロナの状況を鑑みて、ここで降りて医者に見せてもらうことは会社的にも難しいんじゃないかな」と答える。

それなら、Not Fit to Fly but Fit to DH との診断。まあ予測通り。とりあえず、「ベース到着次第、きちんとしたお医者さんにみてもらって」Take care!として終わる。

通常はパーサークラスしかMedlinkと連絡しないので、ある意味新鮮な体験であった。。。初Medlink体験w

あとでグランドスタッフが電話しているところを聞くと、私だけここで降ろして、医者に見せるというアイデアもあったらしい。

でもそうなると、

治療費、入院費等はまあ労災だから、会社が出してくれる?
知らない土地に一人ポツーン
故郷もベースも離れている
しかも6月中旬まで南アフリカフライトの予定なし。しかも予定は未定
ヨハネスブルク入国後、三週間の自己隔離。
その後、私のベースが国境を開けるまでヨハネスブルクにスタック
会社も私に毎日ステイ代を払わないといけない
という会社にとってデメリットしかないので、まあDHだよね。。。

一瞬、南アフリカとかいったことないし、知らない土地で一人なんて超楽しそー!しかも会社が毎日基本給の上にステイ代も払ってくれるなんて最高やんw 

下手にベースにいてフライトあまりない中、生活するより儲かるかも!?

そして帰りは、SQちゃんの便でシンガポールDHで帰って、そのフライトにSQちゃんの友達とか、数ある知り合いのヤリチンくんとかをスワップしてもらってギャレーでおしゃべりして。(SQもJNB飛んでる)

そこからシンガポールで数泊後、ベースまで自社便でDHとかならんかな〜なんていう淡い妄想をしてしまったおばかちゃんここに一人 笑

Medlinkは、機内から電話でかけられる、航空機内での症状や病気に特化した相談・診断窓口の医療機関のこと。会社が契約を結んでいる。ちなみに料金ももちろん発生w(いくらかきになるw)

制服を自分で脱がせられなかった→近くにいたインド人クルー(男:ヤリチン)に脱がせてもらったw


DHが正式に決まったので、制服を脱いで、普通のスマートカジュアルに着替えてと言われる。

ここで初インド人ヤリチン!?に食べられちゃう〜キャワワ!!初クルーミール!?キャワワwしかも機内で!?キャワワw

みたいなことには当然ならないわけでwwwwwww

が、腰が痛すぎて、まともに制服も脱げない。。。制服+ベイマックスみたいなあの防護服。。。。

とりあえず、近くにいたインド人(男・おそらくヤリチン)が、私のスーツケースを持ってきてくれる。さすがはヤリチン、気がきくなw

そして近くに女の子がいなかったので、もうどうでもいいやと思って、笑

カバンの中の下着と着替えセットを出してもらう。そして、「一人で脱げないから、脱がすの手伝って?」と言って、ベイマックス防護服とジャケットを脱がしてもらうw

このラッキー野郎が!!

本来なら、お前らみたいなイケメンでないヤリチンには、私にに触れる機会すらないのだ!!!今回は、負傷してるから、特別出血大サービスで、触らせてあげるのだ!!!!!感服せよ!!!!!

本来ならば、一回5000ペソだぜ!!!笑

ヤリチンもたまには役に立つなw 女の子の需要わかってるからなw

とかって言ってないで、手伝ってくれたことに、感謝感謝w


ヤリチン謎の需要。総じて女慣れしているから、気はきく。ほんといつも上から目線w

後半戦:JNBからベース(JクラスでDH)片道8時間


とりあえず、ギャレー要因が一人欠乏したので、他のクルー(実はバッチメイトw)が私のポジションをテイクオーバーし、帰りの便はオペレートしてくれた。

帰りももちろん満席。いい加減忙しいフライトで、しかも普段の半分のクルーでオペレートしてて、しかも私が戦線離脱して余計に他のクルーに負担が。。。

まじ申し訳ない。。。パーサーとかクルーにももちろん謝ったけど、みんないい人で、

「怪我はしょうがないよ。次いつ自分がなるかわかんないんだし。サービスはなんとかなるから、ゆっくり休んでね」と言ってくれる。

でもそんなこと気にしていられないくらい、腰の痛みがやばかった。。。。

ベジタリアン向けのご飯がクソまずい件w


自分の仕事が忙しいにも関わらず、ちょくちょく様子を見にきてくれる優しいビジネスクラスのクルー達だった。

で、ご飯も、一応全部あるから好きなもの食べてね〜って言ってくれたんだけど。しかもメニューにはステーキとかスモークサーモンとか私の好物がw

こ、これは。。。ビジネスクラスでこんなもの食べれる好機は滅多にないぞ!と思ってちょっと楽しみにしていたのだが。。。笑

でも一応立場上、「先輩方が欲しいもの食べた後に、お残りいただけるだけで大丈夫です。先にお食べになってください。てかむしろ、EYの食べ物で大丈夫です」

と、私たんにしてはかなり秀逸な回答をして、待つ。これぞ、元同僚のもミュニケーションの師匠さんに師事して三週間コミュトレしたおかげか!?

ちなみに上下関係あんまないけどねこの会社、でも一応。。。

やーでも実際この状況で、流石に普段は傍若無人な私も、自分の好きなものくださいって言えんわw

って待てども待てども、ミールがこないw

多分忙しくて忘れ去られている&おそらく好きなもの選んでねってオファーしてくれたクルーがレスト入っている笑

しょうがなく、お客様にお食事を出し終わって、クルーも自分の分を食べ終わった頃合いを見計らって、ギャレーまで痛みを押して這っていき、「お腹減ったから、仕事忙しくなければ、なんか余ってるものをおくれ」

と、インド人のヤリチンクルーに言う。

すると案の定、ベジタリアンのしか余ってないと言われ。ちょっと残念だがまあしょうがない。ベジタリアン食べてやるか、と思ったがこれがまた激まず!!!!!

いや自社便のミール、まずいとか言っちゃいけないんだけどさ。。。。

まじでなんか、カシュナッツとレーズンの入ったチャーハンみたいなのに、かぼちゃの種をコーティングしたような味がないお団子がどどーんとあった。。。

私が結構グルメで好き嫌いが激しいから、こう思うだけ?

でもこれお客様に出してるんだよね。。。。日本人の口には多分合わないだろうな。。。


どこまでも食いしん坊&食い意地張っているりんごちゃんw

背中が痛すぎて、Jクラスでムカデのようにのたうちまわる


一応ビジネスクラスをいただいたのだが。。。。

行かんせん、もうこの頃には腰の痛みがマックスピーク状態。

時間をおいてひどくなる。。。。

痛すぎて眠れない、必死でComfortable position(快適な座り方)を探すが、どの座り方、寝方をしてもいまいち快適ではない。。。

トイレに行くにも、這って行く。。。気づいたヤリチンクルーが、腕を貸してくれる。。。く、人生でこんなにヤリチンに触れるのも初めてw

飛行中は、痛くて辛かったので、涙出てきて、でもそれを他のクルーに悟られるとまた心配かけるので、毛布を上から被って8時間、一人でムカデのように泣きながらのたうち回っていた。。。フランツカフカの「変身」状態。ちょっと違うかw

これはヨハネスブルクの空港で、せめて痛み止め飲むとか簡易診察くらいはしてもらった方がよかった。。。普段なら、ターンであろうとも飛行機降りて、現地の医者に見てもらうべきレベルだったことに気づくw

空港から自宅まで車椅子で搬送されるw


機内に医者が来る・簡易診察&痛み止めを処方
なんか到着後すぐに医者を呼んでくれたらしく、ビジネスクラスで簡易診察。

痛み止めを処方してくれる。これで痛みは少しは楽になった。。。

車椅子でOCCまで搬送
空港からOCCまでも、普通のクルーバスで移動できないので、車椅子を持ったグランドスタッフが来てくれて、それで搬送されるw

これも人件費とお金かかってるんだよね。。。

でも車椅子、腰に負担がかからないので、結構楽だった。初ガチの車椅子体験w

クルーの福利厚生部門から付き添いの人が自宅まで送迎してくれる


てっきり自分でくルーバスで帰ると思ってたら、ここも謎の福利厚生部門の人が応援(?)に来てくれた。

このかたの車で自宅の寮まで送り届けてくれる。

イラン人のめちゃ陽気な人だった。曰く、

「自分も昔パーサーだった。自分もやらかした笑 フランクフルトで暴飲暴食した後、めっちゃ体重が急激に太って、機内で体重が支えきれなくなって腰を強打(?)。機内まで救急車がきて病院に直行。自分ですら歩けなかった、あなたはまだ歩けるからいいわよね。しかも自分はおしっこすらできなかったから、おしっこするときも管みたいなのでしてたw 腰だけで全治三週間くらい入院してたわ」だそうなw

上には上がいる。。。。痛かったけど、私はまだ支えありで這って歩けるから、そこまでの重症にならなかったことにラッキーだと思わなければ。。。。

病院での診察結果


Emergency Hospital (緊急病院)に搬送される
実は金曜日だたから、ほとんどの病院はしまっておりました(泣)

しかも、最近では、クルーはトラベルリストが多いからAcceptしない(病院でクルーを診ることを拒否)病院も多いらしく。。。

なんかひどいよね。。。私たちだってこういう状況の中、仕事でやってるのに。。。仕事で自国民を返してあげてるのに。。。

まあ運よくクルーでも診察してあげるよっていう病院が、寮からそう遠くないところで見つかり、会社の福利厚生部門の方の付き添いでタクシーでGo。

これもどこがいいか、担当の付き添いの人が調べて、タクシーも呼んでくれた。有難や。。自分でできなかったこともないが、付き人がやってくれた方がこの痛みの中ではありがたい。

で、緊急担当の医師(もちろん腰専門ではない)に診てもらう

とりあえず、今の時点ではどこが悪いかは分からないから、明日専門の先生にまた診てもらって
欲しいなら、痛みがシビアなら、今Injection(痛み止め注射)を直接腰に打ってあげる


応急処置として、痛み止めの飲み薬と塗り薬を処方
みたいな感じで、1分のくらい口頭質問で一瞬で終わったw なんかアラブ人?お医者さん適当。しかも実際に腰チェックもなしw

大丈夫か?と心配になったが、まあ専門でないならこんなもんか?とその日は、付き添いの人に寮までタクシーで送ってもらう。

腰に注射してもらってから、痛みはだいぶマシになった。が、依然として痛く、背中が曲がったまま、ゆっくりでないと歩けない状況。

シャワーを浴びるのや、着替えるのも億劫。

もちろん料理どころでもなく、中国人のハウスメイトが代わりに卵焼き作ってくれたw感謝w

次の日、同病院で腰の専門の先生に診断してもらう


次の日、同じ病院に帰って違う先生に診てもらう。

基本アラブ人は、そこまで信用しない主義だが、この人はいい人&ちゃんとしている医者だった。英語もちゃんと喋れるし。笑 

腰を触った後、どこが痛いか、どう痛いか等の一連の質問の後、筋肉の反応チェックと下半身のレントゲンをとる。

曰く、

腰にひどい問題があるわけではない
が、背骨がすこ〜しだけ、若干左に傾いている。そして、これは生まれつきなのか、この仕事をしてからなのかそれとも昨日そうなったのかは分からんw
人間の背骨は、基本まっすぐなってないといけないらしい
こういう背骨が傾いている人は、重いものを持ちすぎたり、何らかの拍子でバランスを崩すと、重心が左右でうまく取れないので、負荷がかかる
今回は、多分その負荷がかかっちゃったらしい。ちょっとひねった感じ?
引き続き、昨日もらった薬を飲みつつ、また10日後に診察に来て。しばらくはお家で安静にしてね。それでも痛みが続くようなら、再度注射をするか、他の方法を考える。
とのこと。始終フレンドリーで、最後は帰り際にウィンクまでしてくれたw お茶目でいいおじさんだった。笑 


アラブ人、良くも悪くも適当な人多いからね〜笑

その数日後、会社の病院での診断してもらう


曰く、一応会社の病院があるから、そこの先生が「Fit to fly(フライト可能な状態か)」かどうか判断しなきゃいけないので、業務に戻る一日前に診察に来いと言われる。

初老の男性の先生だった。

明日一応ローマのターンがあったので、オペレートできるか聞かれる。まだ完全に治っていないので、難しいと言った。

すると、「じゃあ後4日くらいおやすみあげるから、ゆっくり回復させるんだよ。この4日と、後元からロースターされているその次の5日オフでまあ回復できるでしょう。」

「今会社の状況がこうだから、(クルーの首も切り始めているから)、あんまり余分なおやすみは取らない方が良いよ。」

「君の社番見たけど、結構若いよね。まだ首になっていないんだね。ラッキーだねw」

とも言われるw

経過報告


現在腰を痛めてから、約一週間。初日と次の日は満足に寝ることすら、痛くてできなかった。寝る時のポジションを探すのにも一苦労。

またその後数日間は、寝れはするけど、座るのもクッションなしじゃ億劫、かつ腰に負担がかかるので、ブログが書ける状況でもなかった。。。

が、お薬の陰で、日毎によくはなっている。が、まだ背中には酷くはないが痛みはあり、ずっと立ってたり、出かけたりはあまりできない状況。長時間のパソコンの使用もちょいと辛い。。。

背中はだいぶまっすぐになったが、上記の通り、完全には回復できていない&フライトDutyは難しい。。。

どのみちフライトはコロナのせいであんまりないけどね。。。後一週間〜10日くらいは、お仕事おやすみすることになった。悲しす。。。

まとめ


本日の結論:腰と海外保険は大事! 

もうこれに尽きる笑 クルーの人、ギャレーワークまじで気をつけて!!!!!

大変だったけど、個人的にはかなり痛い思いをしたけど。。。

人の優しさに触れたフライトだった。こうやってSayakaたんは、ちょっとずつ学んでいくのだったw

以上。


本当に学んでいるのか、激しく疑問w

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