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新社会人になった気分

きたる2023年1月、社労士事務所に入社をした。
今までは動きやすい服装(ほぼユニクロ)で働くことが多く、スーツを着て働くのが初めて。新調のスーツを着て、気持ちも引き締まっていた。
やる気に満ち溢れていた。
新しい自分が始まる第一歩だ!

しかし、思っていたのと何か違う。
何か分からないけど。

あまり人見知りはしない性格。
割と環境に馴染むのは早い方なので特に心配はしていなかったが、何か「違和感」を抱いていた。

少人数で運営されていて、他メンバーはお互いに複数年以上の付き合いがある。
どこか集団に馴染みきれていない自分がいた。
「あんまり馴染めてないと思うんです」と飲み会の時に打ち明けると、「そんなことないよー」とメンバーは言ってくれたものの、やっぱり気になる。

それに追い討ちをかけるように、直属の上司はすこぶる相性が悪かった。
とても良い人なのだが、自分の受け取り方と上司の発信の仕方の相性が悪い。
言葉のチョイスはきついし、完璧主義者。
最初は「気のせいかな」と見てみぬふりをしていたが、やっぱり苦しい。
これはどうしようもなかった。

働き始めてから半年が過ぎ、少し慣れてはきたが、色々と考えすぎて苦しい日々が続く。
そんな中、心療内科に通院しようと思うきっかけになったやりとりが上司との間で生まれる。


上司
「最近勉強の方は進んでる?」

自分
「はい。最近は模試が毎月あるので、本番に向けて悔いのないようにやりきるだけです。」

上司
「点数はどうなの?合格ラインにいきそう?」

自分
「まだまだ合格点には届いてないです。でも、選択式(社労士の試験には選択式と択一式がある)は合格点を取れることが増えてきました!」

(きっと、引き続きがんばれよ!的なことを言ってくれてこのやりとりは終わるんだろうな)と思いきや、、、


上司
「自分さんのレベルで選択式の点数取れると思わないけどな。その予備校大丈夫?問題が簡単なんじゃない?そもそも、本当に分かっている人は選択式よりも、択一式の方から点数が伸びていくんだよね。自分さんの勉強法で大丈夫なの?」

自分
「そうなんですねえ、、、」


こんなやりとりが積もり積もっていた。
なんで自分がそんなこと言われなきゃいけないんだ。
自分は無価値な存在なのか。
誰にも認められないんだ。
心が苦しい。
体もなんかだるい。

次の日に心療内科の予約をして通院することを決めた。

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