人生を楽したいならフリーランスで好きな事をやるべき理由

私は、怠け者プラス面倒臭がりの人間で、仕事もどうやったら楽に終わらせるんだと試行錯誤して、その時間のせいで結局時間がかかってしまう本末転倒な事をよくしている人です。

でもそれで良かった事は多々あって、例えば、楽する為に調べたツールが他のところで大いに役に立ったりするわけです。

で、ですね。若かりし私は考えた訳です。どうにか楽に人生を送れないものかと、そして私が生み出した作戦はこうです。

楽な人生とは、人によって違うと思いますが、私の場合「人生のほとんどの時間を仕事に費やすわけだから、楽な人生=楽な仕事だ」と考えていました。
※これは今でもそんなに変わらない考えでもある。

楽チンそうなバイトを探すぜ

私が最初に目をつけたのは、というよりたまたま友達が紹介してくれた。プールの監視員のバイトだった。当時高校生の私にはまぁまぁ高い時給で、友達と一緒に働ける事もあり楽しく過ごせました。

仕事内容は、プールで溺れてる人とか居ないか端っこの高い椅子?に座って見続けるとうもの。

仕事的には当然飽きる訳ですけど、
一つ気付いた事があります。「なるほど、友達、または仲のいい人と仕事すれば楽なのかもしれない」

その他の楽そうなバイト

その他にも楽そうなバイトを何個か経験しました。

・ビンをただ詰めるだけのバイト
・服を安く仕入れて売る、プチせどり
・コンビニの深夜バイト

など、色々してはみたものの、ちっとも楽じゃない、そもそも単純作業がメチャクチャ苦手だという事に気付いた。

その経験を踏まえ
やっぱり、一緒に働く人が大事なんだ!と考えました。

カフェのバイトから社員へ

それから、月日は経ち、なんとなくモテそうとう理由から、カフェでバイトをしだし、何となく勧められるがまま正社員で雇用されました。

仕事仲間とは仲が良く、基本いい人ばかりだったので、それなりに楽しく仕事をしていました。

そしてある時気付きました。
確かに人は良い、仕事内容もまぁまぁ好きだ。
でも、勤務時間は流石の飲食業界。朝9時から夜10時過ぎまで働いて、それを週休1日でこなす。

これが楽なわけない!

人間関係が良いから働く事への疑問

そこで私は思ったわけです。
「仲のいい人と仕事すれば楽なわけじゃない」
良い人と仕事するのだけが条件なら、カイジの地下強制労働のような場所で働いても良いと言うことか?

かと言って仕事内容が、「ただ立っているだけ」とかもキツイ。

クラウドソーシングでの気付き

そして、とりあえず、その仕事を辞めた私は、友達の家で居候をしながら悶々と考えて居た。(それまでにフランスに住んでいたりもしたが、それは今回あまり関係ないので割愛)

日中は友達も仕事に行っている。
あまりにも暇で、友達のパソコンにはAdobeのソフトが入っていたので、Illustratorでイラストを書いてよく遊んでいた。

ふと、「これで稼げないかな?」と思った私は、クラウドソーシングという存在を知る。そこで何個かロゴを提案して見た。

相場もよくわからず、なんでもいいから取れれば良いやって感じで、受注金額5000円でコンペに通る事に成功した。金額は安いけどメチャクチャ嬉しかった。人生で初めて誰にも雇われずお金を稼げたから。

ですが、その依頼者はなかなかの曲者で、修正がバンバンくる。トータル1週間以上その制作に時間を費やした。

そして納品が完了した後、「20回は修正を行ったぞ」「5000円で働かせるんだ」と文句を言いまくったのを今でも覚えている。(もちろん心の中で)

しかし、そこで大切な事に気が付いた、
受注出来た時、制作中の1週間、メチャクチャ楽しかった。
「一緒に働く人が良い訳じゃない」「はたから見れば退屈な作業」「労働時間も長い」「稼ぎも悪い」にも関わらず、自分は楽しんでいる。ちっとも辛くなかった。

楽な仕事=好きな仕事、てこと?

やっと本題に戻ります。

私の考え「人生のほとんどの時間が仕事に費やすわけだから、楽な人生=楽な仕事だ」は「楽な人生=楽な仕事=好きな仕事」に変わっていた。

好きな仕事をする事は、私にとってどんな仕事をする事より、楽が出来る。
そして何と言っても生産性が全然違う。他の人は家に帰ってまで仕事をしたくないと考えるけど、私の場合、1日中仕事の事を考えるし、出来るならいつも仕事をしていたい。

世界一長い小説を書いたヘンリー・ダーガーはおそらく私が思う「楽な人生」だっと思うのです。

「お金」も「時間」も「計画」も全部吹っ飛ばして、ただただ好きな事をし続ける事が出来れば、最強なんじゃないかと思うようになりました。

でもお金がないと困る

実はそんな事はなくて、ある程度は稼げるようになると思うんですよね。

時間のかかり方は業種とかにもよると思うし、(ゴッホみたいに死んでからかも)一概には言えないけど、私の場合は「好きな仕事は生産性が全然違う、だから当然稼げるようになる」という考えを信じて進みました。

結果、年収は倍ずつ増えていってます。(なんか怪しい情報商材みたい)

※倍ずつと言っても、最初がめっちゃ低いですからね。笑
50万なら3年経っても150万ですから。でもまぁ普通のサラリーマンくらいの稼ぎはあると思います。

まとめ

結局、右葉曲折あって「好きな仕事だと生産性良いし、成長スピード早いし、楽しいよね」って話しです。

もちろん仕事ですから、嫌な事もあるし、辛い事だってあります。
例えば、好きじゃない仕事をやらなきゃならない時もありますし、すごい人を見て自信失う事もありますし。
簡単に「好きを仕事に〜」と言えるほど甘くない事とも思います。

でも、やっぱり時間を忘れてデザインと触れ合うのは心から楽しいと思えるし、一生形を変えながらデザインに関わる仕事はして行くと思ってます。

「人生を楽する」とタイトルで煽りましたが、
少なくとも、「人間関係が良いから」とか「仕事内容が楽そう」とか、「待遇が良い」とかで会社や仕事を選ぶのはちょっと違うのかな?と思います。

デザインやフリーランスに関する情報発信をしています。基本的に無料で公開しています。 サポート頂けましたら新しいチャレンジに使い、その経験をまたフィードバックする事が可能なので、是非ともよろしくお願いします!