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【院試日記 #27】院試まで二ヶ月を切って、再スタート

またしばらくサボってしまった。

でも勉強はしていたよ。
とりあえず、更新をサボっていた二週間で何があったか振り返る。

・東大出願
・研究室指導教員と院試の相談
・新たなスタート

まずは東大の出願について

東大の出願が始まり、出願に必要な書類も揃えて、準備万端!と言った矢先に起きたこと。それは志望理由書の提出があることをしらなかった。

でも募集要項に載ってもいないものの提出なんてあり得るのだろうか、と思いしばらく調べていると、募集要項などがある学部のホームページとは別に学科のホームページに志望理由書を2枚提出する旨が書いてあった。

この時は本当に焦り、出願期間のうちに仕上げなくてはと急いで取り掛かったが、全然進まず、それでも2日ほどかかって書き上げることができた。しかし、このときの精神状態はなんか変ね感じだったね。

書き上げてから研究室の指導教員の一人に見せに行った。しかし、見せる前に「どこに提出するようなの?」と聞かれ「東大です」と答えると、「それは自己責任でやるものじゃない?」と言われた。「そうですね」としかいえず、先生にみてもらうことはできなかった。そこで院生の先輩たち数人に見てもらい何箇所か修正した。後日、別の指導教員と話をした時に、志願理由書を見てもらうように頼んだところ、「これは院生以外にも、先生とかにちゃんと見てもらうべきだよ、僕が見るからメールで送っておいて」と言われた。内心、別の先生に頼んだら、自分でやれと断られたんだけどなーと思ったがそこでは何も言わず、「お願いします」といった。

研究室ではやはり、外部に進学するというとあまり良く思わない先生もいるということなのだろうか。それとも東大に進学するということに対してなのか、その指導教員と話では東大には外部生を差別するような研究室もあるらしい(ちなみにその先生は東大卒)。だから研究室はちゃんと選んだほうがいいとの話だが、僕の研究室は外部生が入っていることがホームページからも確認できるので、大丈夫そうだねと言ってくれた。

その先生とは、院試の対策法についても話し合った。院試の対策について、まず最優先でやるべきことは「基礎を固めること」と先生は言った。「院試問題は時々変な問題もでるけど、そのとき点が取れるかは基礎がしっかり備わっているかによる」と。たしかに、院試のブログとかを眺めていると過去問はそんなにしなくても基礎さえできていれば、東大院試といえど、受かるようにはなっているというところもある。そこでぼくは、点が取りやすいと言われている量子力学と統計力学の基礎を固めるために、教科書を一からやり始めることにした。院試までの時間は限られているけど、その中で最大限基礎をかためるにはそれしかないと思った。

先生は過去問は7月頭の時点でも、過去問はまだといていなくても全然平気みたいな感じだった。その時にはすでに10年分くらいは解いていたわけだが。とにかく基礎を固めるためにまずは教科書を一から追って、どんな問題でも対応できるようにすること大切。

そんなわけで最近は主にイギカワイの量子、田崎統計を中心に勉強している。この2冊は驚くほど東大で最近出たような過去問が載っている。もうすぐで両方とも一周できそうだが、固めるという意味では最低でも二周がいいだろう。早く二周目を終えてから、力学、電磁気、数学の基礎も固める必要がある。とにかく時間との勝負になりそうだ。後悔のないようにベストは尽くしたい。

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