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新卒マーケットに関して 中小企業の採用担当が押さえておくべきポイントとは

超売り手市場だった2020卒の新卒採用活動から一変。

コロナによって2021卒は求人倍率が8.62倍から3.4倍(中小企業の倍率)に急落しました。その流れから、2022卒の新卒採用活動に取り組んでいる企業の多くが、「昨年よりも多くの学生のエントリーがある」「2022卒は採用目標人数を達成できそうだ」という声をよく聞きます。

確かに、多くの学生が集まり“採用目標人数”を達成することは良い事です。
しかし、一部の成長企業は“採用目標人数”を達成するだけでなく、“これまで自社が採用したことがないような優秀な人財”の採用にもチャレンジしているのです。

具体的には、これまで大手ナビ媒体や地域の合同説明会を軸に採用活動を行っていた企業がダイレクトリクルーティングを軸に採用活動を組み立てるようになりました。

※ダイレクトリクルーティング=学生に個別のスカウトメールを送って採用する活動

そんな成長企業は、採用活動を成功させるために、自社採用サイトのリニューアル、優秀学生向けISプログラムの作りこみ、リクルーター制度の確立など、実は昨年の活動と今年の活動を大きく変えています。
多くの学生が集まっていると安心して昨年と同じ活動をする会社。
数だけでなく学生の質も高めようとする会社。
この2社の5年後の差はどれ位開いているでしょうか?

これをお読みの企業経営者様は自社の採用活動がどちらの活動になっているか?改めて確認してください。

2023卒の新卒採用活動のスタートももうすぐそこまで来ています。
是非、数だけではなく質にもこだわった採用戦略に切り替えましょう。

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