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書評:日本一やさしくて使える会計の本

本書の結論から申し上げると「会計は目標を達成するために、お金の収支を把握する」である。

収支が把握できていないと、事業資金がパンクして会社が倒産する。
なので、収支を把握するために会計が必要だ。

で、会計には専門用語や計算の理解が必要なので、そこについて初学者でもわかるように噛み砕いて説明してくれている感じ。

例えば本書では簡単な設問を挟んでくれたり、会計用語の解説も小学生が見ても理解できるのでは、と思うほどに丁寧で非常に読みやすい。

私もフリーランスとなり、今年から確定申告が必要となったので本書も参考にしつつ来年の申告に備えたいと思う。

改めて、「会計は目標を達成する為に必要なものである」

根幹はここにあるので、忘れずに頭に入れておきたい。

最後に、ここは改めて抑えておきたいと思った箇所を一部抜粋して終わりとさせていただきたい。

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▷粗利=売上-原価のことで売り上げ総利益のこと
▷売上を大きくしても利益が少ないと意味がない。なので、売上よりも粗利が重要
▷経常利益=営業利益+営業外収益(受取利息、配当等)-営業外費用(支払利息等)。本業+財務活動で得た利益なので、通常の事業活動で得た利益ということ
▷接待交際費か会議費で支払う税金の額が変わってしまう。会議費を接待交際費としたら支払う税金が増えてしまう。
▷ビジネスに評論家はいらない。目標をもち、実行する。失敗したら、問題点をみつけ、改善する。
▷まじは知識。そして知識を知恵に変換させ、実際に「使う」ことが重要

本書はこちら:https://amzn.to/3p3hbAP


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