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炊飯器はやめて土鍋で米を炊き上げる

そもそも、米は電気炊飯器ではなくガス炊飯器を使って米を炊いていたので、米は火力で炊きたいという基本的な欲求があった。

長年使用してきたガス炊飯器はくたびれた感じで、そろそろ買い替えかと、重い腰を上げなければならなくなった。

ガス炊飯器などそもそもの需要が限られているわけで、探し出せばわかることだが、まず選択肢が少ない。好みの機能に合わせて機種を選定するなどはもっての外で、更には小さめの3合炊きとなると、もはや、あるものから強制的に購入するしかない。

結果、購入意欲が一向に湧かず、終いには米を炊かない生活に陥っていた次第。

そんな時に「土鍋で炊く」を知った。

「土鍋で米を炊く」
真っ先によぎる不安は「うまく炊けるのか?」と考えてしまうがズブの素人。
しかしながら、ここはモノづくり立国ニッポン。そんな初心者に向けた手厚い商品作りはお手のものですよ。調べれば、まぁ色々出てくる出てくる。初心者でも大丈夫!と背中を押してくれる土鍋達がずらり。「土鍋って扱いづらいんじゃ?」。これも初心者にありがちだが、当然そこもしっかりフォローしてくれている。

フタがガラスのご飯釜(by HARIO)

そんな流れで見つけたのがHARIO「フタがガラスのご飯釜」1〜2合炊き用のミニマムサイズ。

フタがガラスだと?
土鍋の基本ルールに真っ向から疑問を投げかけた、土鍋とガラス蓋の組み合わせは初心者の興味を引くには十分な仕事をしている。

土鍋初心者なので、ガラスの誘惑に負けてまずは買ってみようかな、と思った次第。

手に入れた後は米を炊くだけだ。

1合分の米を研ぎ水に浸すこと30分。

米を研ぎ水に浸し米が十分に水分を吸ったところであとは中火を当てて炊き上がりを待つだけだ。

炊飯は火力!

「フタがガラスのご飯釜」はこの“炊き上がり”のタイミングを教えてくれる仕組みを持つ。沸騰するとホイッスルが鳴くあのヤカンと同じ仕組みを、ガラス蓋の取手ツマミ部に備えているので、音が炊き上がりポイントを知らせてくれる。

フタツマミからの蒸気が見えるでしょうか

笛が鳴ったら更に1分ほど火にかけて、その後は15分ほどの蒸らしだ。

美味しいゴハンまでしばしの辛抱。

フタがガラスなので沸騰バブルが消滅していくサマの蒸らし進行状態が分かりやすく、途中でフタを開けたくなっちゃう初心者ゴコロを阻止してくれる。だから失敗が無い。

この「途中でフタを開けたくなっちゃう初心者ゴコロを阻止してくれる」ことが、土鍋初心者にとっては非常に重要。

ガラス蓋、ありがとうございます。

炊けた!

初回から失敗無く炊き上げることが出来た。
米を炊いた!と実感が湧いた瞬間だ。

シズル感って難しいんですね

失敗を重ねて技を覚えていくというまどろっこしい遠回りは不要だ。米を無駄にすることなく初めての土鍋炊きは難なくミッション完了。

シズル感が無くあんまり美味しそうじゃない

新米+土鍋炊き、不味いわけがない。
美味い。とてもおいしい。
2食分に分けるつもりが、一食で1合食べてしまった。

これからは、ゴハンのお供を探す楽しみが増えそうだ。

まとめ:土鍋炊きで手に入れたもの

早速、明らかに、炊飯器生活から変化が生じている。
まとめてみよう。

①米研ぎ→水吸わせ→加熱→蒸らし、と時間の組み立てがアナログ感覚になることで、同時並行でおかずを調理することまでも時間を組み立てることになり、時間に集中して食事の準備をするようになった。結果、時間を有効活用できるようになった。

②雑に扱うと割れてしまうかも!というプレッシャーが生まれるため、丁寧な気持ちで道具に向き合うようになった。

③おれって米をわざわざ土鍋で炊いてるヤツ」という自己満欲求が満たされる。

④とにかくご飯が美味しい!

④、がもちろん1番に得られたことだが、実は③みたいな、いやしい気持ちも重要だと思っている。

数千円の投資で、土鍋炊きライフ。
オススメですよ。

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