これいいね! 01_自転車やさんのほうからやってくる!
これ、先日、うちの新聞受けに投函されていたチラシ。
見てのとおり、「パンク修理しますよ!」という自転車屋さんのチラシ。
しかし、従来の考え方と違うのは、パンクした自転車を自転車屋さんに持って行くのではなく、自転車屋さんのほうからやってくるということ。
つまり、パンク修理の出張サービスであるということです。
もしかすると、このようなサービスは、都会では一般的なのかもしれません。
いや、逆に、都会では、自転車屋さんなんて、それこそ腐るほどあって、だいたいどこでも、すぐ近くにあって、出張してもらう必要性などゼロなのかもしれません。
しかし、田舎では、結構な問題。特に中高生は大問題。
移動手段として、そのほとんどを担ってるのが自転車。信じられないくらい遠出をすることもありますが、そこでアクシデントに見舞われると、もう大変です。
自転車屋さんはもちろん、周囲に民家すらないこともあります。
そんなとき、こういうサービスがあると、本当に助けられることでしょう。
そういう意味で、”従来の考え方と違う”というのが、私だけの、特に田舎在住の者の”従来の考え方”なのかもしれません。
それはさておき、、、
ここで重要なのは、その考え方です。
「自転車の修理は自転車屋さんに持って行くもの」という認識から、「自転車の修理に自転車屋さんが出張してくれる」という認識への転換です。
言われてみればそのとおり。考えてみれば当たり前。でも、これまで、お目にかかったことがなかった。
これって、オズボーンのチェックリストと言うところの、「逆転」ですね。
「逆にしたらどうなるか?」です。
この場合は、「人の行動や役割を逆にしたらどうなるか?」のパターンですね。
このような事例は、ちょっと気を付けているだけでたくさん発見できると思います。
その、「ちょっと気を付ける」ができるかどうか、ですよね。
これからも、「これいいね!」見つけるぞ!
オズボーンのチェックリストについては、ひらまつたかおさんのノート「ブレインストーミング」に書かれているのが参考になりますね。
また、Yutaka Shiomiさんのノート「世界がもし100人の俺だったら」は、ほんと秀逸。
自分も、商品企画屋のはしくれとして、このような遊び心を忘れないようにしたいですね。
しかし、このチラシでちょっと怖いのが、おおよその値段すらわからないこと。
パンクの修理代はいくら?出張費はいくら?合計の目安は?
ということがわからないと、ちと不安。
今、パンク修理をしてもらうとどのくらいかかるのだろう?高いのかな?
自分が子供の頃は、パッチだけ買ってきて、自分で修理したもんだけど。。。
チューブを引っ張り出して、水につけて、穴の位置を特定してね・・・
あと、ピザ屋さんの宅配エリアのような、どのあたりまで出張可能か?というのがわかるといいですね。
こんな感じ。(なんでモスクワやねん・・・)
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