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【ドラマ】おススメ度★4.0

今も変わらぬ…結局、苦労するのは現場

山一証券倒産の背景を教えてくれる傑作。過剰に美化されている所は否めないけど、全社員が悪いわけではない。結局は甘い汁を吸っていない人たちが苦労させられるのは今も変わっていないように感じる。

しんがり ~山一證券 最後の聖戦~

(概要)1997年4月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部本部長に就任する。そこは社内監査を行なう部署だが、左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。ある日、大蔵省証券取引等監視委員会の調査が入った。当時金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう。一方、会長の有原(岸部一徳)らは調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情を浮かべていた。梶井や同期の林(勝村政信)もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。(C)2015 WOWOW INC.

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人は人のために働く

超一流企業から一転、倒産へと追い込まれる状況の中、魅力的な上司やメンバーがいるからといってそうそう残務をできるものではありません。みんな生活のために働いているんだから。
でも、結局は会社のためではなく、職場の人とかのために働くんだよなぁっと再確認。

政府の見せしめの犠牲のひとつかもしれない

山一が不正な処理で業績を誤魔化してきたのは紛れもない事実。
しかし、思うのです。
証券業界の山一や都市銀行の拓銀などが破綻したのは、政府の見せしめ的要素が強かったからではないのかと。
なかなかこの規模の会社をあっさり破綻させるなんてナカナカないもん。
もう結構なお歳だと思いますが、その後彼らはどう生きたのかきになりますね。

俳優陣も若くて、豪華でいいですね!


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