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桜と花見について

桜の季節ですね。東京はもう散りかけですが、東京は日本の中でも早いほうなんですよね、桜。
わたしは今年ほとんど桜を見に行けなかったのですが、まだまだ桜が咲いている地域に行けば見れるのか!と思うとわくわくします。桜前線とともに北上していこうな。

桜への思い入れって人それぞれ…というか地域による差も大きいのかなと思います。わたしが九州出身で、大学だけ札幌で、今は東京に住んでみて…それぞれの楽しみ方・花見のやり方を見てきたからです。九州にいたときはお弁当を持ってピクニックに行くことだったし(未成年だったからかも)、札幌にいたときは屋外でジンギスカンを焼くことだったし、東京の花見はよくわかんないな・・・早朝から(あるいは前の日の晩から)場所取りをしてお酒を飲んで騒ぐことですか?
まあ何だっていいのですが、満開の桜を見ると、ひとりでいても「わあ~」って声が出るくらいきれいだなあと思います。多分わたしはかなり桜が好きだし、自分の人生に「春には桜をみる」というクエストが根付いているような気がします。

自然豊かな場所に山盛りの桜が咲いているような光景も良いですが、東京のコンクリートジャングルの中の桜も好きです。1年の間に長くても1週間くらいしか見られない光景だから、非日常感があってアガります。あの、いつも見てる風景の中にいきなり出てくる桜の唐突感が良いんだと思います。

これは中野サンプラザと桜


今年は花見がろくにできなかったと前に書きました。ちょうど桜が咲いている週末が天気が悪くて、だからと言って平日の昼間にわざわざ桜を見に出かけるということもしないし、まんまと見逃してしまいました。ひとりで見ても「わあ~」って言えるくらいなので、こういうものに対してひとりで見てもしゃあないなあ~とかはあまり思わないのですが、「わあ~」ってなってしまうからこそ誰かがいないと不審者めいてしまいます。

と、いうわけで(?)、どんなに不審者になってもいいようにFF14の世界でお花見をしてきました。

プレイヤー有志でつくった桜並木だそうな

FF14の世界でフレンドたちと桜並木を見て回ったのですが、桜がほんとうにきれいで、みんなできれいだねきれいだねって言って思う存分ワーワーキャーキャーしました。各自お酒を飲みつつダラダラ過ごしたり、写真を撮ったり、お喋りしたり・・・これが本当に楽しくて、実際のお花見みたいだったんですよ。

夜桜もきれい

たかがゲームの世界でしょと言われればその通りだし、このFF14内お花見をやるまではわたしも多分そう思っていたのですが、想像以上に「場を共有してる」感が強いんですねこれって。同じものを同時に同じ空間で見て、きれいだね~って言い合えば、それはもはやお花見の本質を得たようなもんです。

ひとりでも楽しめることを誰かと楽しむってちょっといいなあと思ったり思わなかったりしたお花見でした。


おわり


みんなカードキャプターさくらを見ような

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