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たとえ辛くても、最高の瞬間にすがって生きろ

人生を振り返ると、「生きててよかったと思えるような、抱きしめたい日」がたくさんあった。
こんな、異常なほど素晴らしかった瞬間はもう二度と来ないだろうなと考えて、悲しくなるほど幸せな日もあった。

逆に、死にたくなるほど悲しくて、最悪な日もたくさんあった。そういう時間の痛みを忘れないように、そして思い出さないように生きてきた。そんなくすぶりが今の自分を作っているのだと思う。

生物学的観点から考えると、生物としての使命は死なないこと。だから脳はネガティブなことを優先的に記憶し、同じ苦しみを避けようと学んでいく。

だから良かった時より悪かった時の方が鮮明で、苦しく、忘れられない。そんな時に、なにを考え耐え忍んだか。それがその人の人生を作る。


最高の瞬間にすがって生きろ

例えば、大切な人に裏切られてもその人を許せるのは、その人との最高の瞬間を抱きしめて生きているから。大好きだったものが嫌いにならないのは、宝物を忘れずポッケにしまって、たまに振り返るから。

悪い時は必ずある。
「その時どうしたか」が、その人の人生を終わりを決めるものとなっていく。

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