30歳までに死にたかった
※今回の文章には過激な表現が含まれています。苦手な方は読むのをご遠慮ください
自分の人生に「絶望」してきた
自分の存在を「否定」してきた
もうすぐ誕生日を迎える前に改めて、自分が「生きてきたこと」を振り返ろうと思う・・・
カマの社説。
13回目となる今回は「30歳までに死にたかった」という思いについて書こうと思うの。
私事になるけど8月12日で35歳になるのね。いよいよ30代も中盤。最近は「白髪・体臭・健康」が気になり始めてきたりもしたけど(笑)、20代のころずっと思っていた「30歳までに死ぬ」という思いを振り返ってみようって思ったの。
あの頃の私からすれば、今生きていることは予想外の出来事で人生のライフプランからすればボーナスステージ入って5年目くらいな感じなわけ!
でも、そんな自分だからこそ
・どうして30歳で死にたかったのか?
・30歳になって死ななかったのはなんでか?
・これからの人生をどう歩んでいきたいのか?
について今の自分の言葉で書いていくわ。
まだまだ自分の人生を振り返るなんて早い!と思う部分もあるけど、誕生日を迎える前にしっかりと自分の過去と向き合おうっていこうと思ったのよ。
過激な表現が多いかも知れないし、不器用な文章になるかも知れないけど是非とも温かい気持ちで読んでいただけたら幸いよ😃
「30歳で死にたかった」って本当に思ってたのアタシ。
過去のことについてはこちらの記事を読んでもらえるとわかると思うんだけど
小さい頃から自分ではなんともならないことばかり多くて、
「どうして、こんなに辛い出来事しかおきないの?」って毎日思ってた。
自分が生まれてきたこと自体や生まれ育った環境、人間関係、自分のセクシャリティとか全てに対して憎んでた。
でも、同じくらい自分の存在を一番否定していたのは私。
・自分がマジョリティではなくマイノリティであること
・社会人としての常識がないこと
・人として未熟なこと
・姉が自殺したこと
・母が死んでしまったこと
・自分が専門卒業できなかったこと
・正社員になれなかったこと
・しっかり稼ぐことができないこと
・ピアスだらけのカラダになったこと
きりがないくらい理由あげて自分のこと否定しまくったっけ。
そして、全て「自分がうまれたことが悪い」ってことにしてたのよね・・・
「自分なんて生まれてこなければこんな苦しまないで済んだのに・・・」
「親の勝手で生まれてなんでこんな思いしないといけないの!」
「もうこれ以上辛い思いするなら30歳までに絶対死んでやる!」
なんてバカなこと思ってたなぁ。しかも真剣に(笑)
死に方は過労死。疲れ切って心身ボロボロになって死ぬ。そして私が死んだことでみんな後悔すればいい!とか考えて毎日生きてた。
アタシが死んで、みんなに連絡がいってアタシの死に顔見て悲しめばいい!「なんてことをしてしまったんだ・・・」って。
なんてこと思いながらその日その日を生きてたのよね。
それが3月11日でガラッと変わったの。
東京で被災して東京に住むことになって。それまで隠してきたことをオープンにして生きるようになった。それができるようになったのは自分を受け入れてくれる人たちに出会えたから。
「人生を変えたければ環境を変えろ!」と聞いたことあったけど、本当にそのとおりだと思う。
アタシの場合は「東京」という場所が合っていたんだと思う。
ただその時でも心のどっかに「30歳までに死ぬ」という想いを残していたの。
「30歳までに死ぬ」というのを最後に意識したのは29歳の時。
ちょうどアタシが音楽活動していた時ね。
事務所にも所属して、それまで画面越しで見ていた世界に自分がいた時だった。東京に住み始めてから4年。たくさんの人と出会って、昔の自分ならありえないような体験をたくさんさせてもらってた時。
その時くらいにはもはや薄れていた想いもなんとなく30歳の誕生日が近づくにつれて意識し直してきた。「アタシ本当に30歳までに死にたいのか?」って。
30歳の誕生日前日。
「明日死ぬか?」と自分に聞いた時に「それはないな」とふと思えたことで、私の「30歳までに死ぬ」という思いが完結した。
思ったよりドライであっけない感じだったけど、私的にはそれはそれで良かったと思うの。
そこから約5年。気がつけば自分の予想以上の年齢を生きてる。
約10年前。自分が絶望していた時から考えると今のアタシって本当に予想のななめ上を生きてるなって本当に思うの。
まさか「アンタ、ブスね!」と言うことが仕事になるなんて思わなかったし、大学で講師として講義したり、大手企業の研修をしたりとかあの時の自分からは考えられないことばかり!
でも、こうやって生きてこれたのはアタシがたくさんの人と出会ってこれたから。
アタシにとって「出会い」とは大きな財産だったんだなって思う。
自分の世界を広げてくれたのも人。家族と向き合えるようになったのも人。死ぬことをやめようと思えたのも人。
たくさんの人のおかげでアタシはいま生きている。
35歳になる今年。
アタシの中で明確になったものができたの。
それは「そのままの自分で生きててイイんだよ!」という実感を自分が表現することでみんなに提供していくということ。
それはアタシがずっと絶望の中で生きてきたから。
アタシがたくさんの人に支えられてきたからこそ、自分が表現することでみんなに何か恩返しが出来たらと思ってるの。
ココまで来るのにたくさんの人に迷惑もかけてきたし、悲しい思いもさせてきた。ホントたくさんの人に謝らないといけないことだらけなんだけどさ😅
でもだからこそ自分でできることから始めていこうと思う。
そして、自分が生きていることでみんながHAPPYになってもらえるように今日も生きていこうって思う。
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