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「カラダを傷つけるということ」

※過剰な表現が含まれる可能性がありますので予めご了承ください。
この記事をご覧の皆さま、こんにちは!おぴんきーよ❤ご機嫌いかが❓
先日、海に行ってきたのよ🌊
アタシって小さい頃から海が近くにあったからオトナになっても海見るとホッとするのよね😊

毎週日曜に投稿している「カマの社説」
1日ズレてしまったけど8回目となる今回は「カラダを傷つけるということ」をテーマにしてみたわ
カラダを傷つけることって人によってはピンと来ないこともあると思うんだけど、アタシが生きてきた中でどうしても必要だったことなのよ
だから改めて自分がどうしてそういう行動を取ったのかとか、今そのことについて自分がどう思っているのかとか書いてみようと思ってね
痛い表現もあるけど、ご了承いただければと思ってるわ

ここ最近、いろんな技術の発展でさアタシたちの生活って大きく変わったと思うの
ただ、技術が向上した裏では今まで以上にキズつくことも増えたとも思うのよね
自分の関わるコミュニティが多くなり、不特定多数の匿名のコミュニティが当たり前に存在して、ほんの些細なきっかけから自分の人生を終わらせてしまうような大きな出来事が生まれてしまうようになってしまったわ
でも、一度産み落とされてしまったモノを終わらせることってなかなかできないのがこの世の中ってモノよね

カラダを傷つけるってタイトルに書いてみたけど、アタシは体中にピアスを開けたわ
・耳
・鼻
・口
・へそ
ピアスだけじゃない
リストカットもしたことあるし、不特定多数の人と関係も持った
アタシにとってカラダを傷つけるということは「埋め合わせる」ってこと
どうしても必要だったのよ

一番最初にカラダを傷つけたのは中学校の時
きっかけはアタシだったんだけど、いじめに遭ってね
自分がきっかけだったことで「自分が悪い」という罪悪感と
先生に相談したけど信頼できなくなってしまった衝撃と
それでも毎日生きるのがツラいという苦しさとで
家にあったカミソリで手首を切ったことがあるの
まぁ、ビビってなぞる程度だったけどw
あの時はこの状況から開放されたい!ってことしか考えられなかったなぁ…
それくらい追い詰められていたわ

初めてピアスを開けたのは高校生の時
高校デビューしたアタシはクラスの女子が口にした
「男なんだからピアッサー(ピアスを開ける器具)であけるとかマジダサい」
って言葉に反応して布団用の縫い針で左耳に開けたの
最初は「早くオトナになりたい」とか「ピアスってカッコいい」て気持ちだけで開けたけどさ、「自分の埋め合わせ」としてピアスを開けるようになったのは20代前半だった

その時の私は母が乳がんになりステージ4だったため専門を休学(後に退学)して実家に帰ってきた後
高校卒業してから進学のために上京したんだけど
・新聞奨学金を家族が使い込んでいたため専門入学の取り消し
・姉の自殺
・自分がマイノリティーであることに悩む
・自分自身もギラン・バレー症候群にかかり不登校になる
とかあって、結局志半ばで実家に帰ってきたのよ
母の乳がんはアタシが上京する前からあって
上京していた時は何回も東京のがんセンターで検査しないか?と相談したことがあったけど
結局、一度も病院に行かなかったみたいで
でもアタシ自身も現実から目をそらしたくて都合の悪いところは見ないようにして生きてきた

母もアタシが23歳の時になくなって…

地元での就職活動も失敗したアタシは、自分の将来をどうしていきたいのか決められないまま生きてた時に「埋め合わせ」のためにピアスを開け始めたの

きっかけは些細なことだった
地元で知り合った後輩から「ピアスを開けたい」って言われて通っていたピアス屋さんに連れて行った時、衝動的に「口に開けたい!」って思って開けたのがきっかけだった
その時のアタシはバイトしていて、規則としては男性はピアス禁止だったのにアタシはそれを破って開けたのよ

開けた時「痛み」はあまり感じなくて
でも、開けた時の「開放感」がホントに気持ちよくてね
その一方で職場でのアタシはホントに仕事ができなくて
毎回、怒られてばかりだった…
そんな自分に対してもイライラするし、職場の人からも「お前は人間的にどうしようもないヤツだ」とか注意されてイライラするし…
イライラするたびにピアスを開け続けたわ
開けるたびに感じる開放感があって
でも、また現実に戻るとイライラの毎日で
ピアスを開けてもなかなかうまくさせない時は無理やり自分で開けたりもしてたから開けた穴の数は全身で30以上になってた
今ではピアス屋さんから「アナタはピアスのプロだね」って言われるくらいに成長しちゃったわよw
最近まで「ピアスは私のアイデンティティです!」なんて言ってたけど、振り返ると「埋め合わせのためにカラダを傷つけてきた」って思うなぁ…

不特定多数の人と関係を持ったことで一番覚えているのは自分が26歳の時
当時、付き合ってた彼女がいて
でも自分勝手なまま付き合ってしまったせいで別れることになったの
別れる時も本当にブスな別れ方をしたんだけどねw
約3週間くらい一緒に暮らしたんだけど、彼女が家からいなくなってしまった強烈な寂しさやら何やらで自分が保てなくなってしまって…
1ヶ月で40人以上の人と関係を持ったわ

「自分じゃない誰かがいる」という他人の体温と安心感が欲しくて
でも関係が終わると猛烈な孤独感と虚無感に苦しくなってすぐ次の相手を探すってことを続けたわ
ホントに埋め合わせるための関係
愛とか必要ない関係だから相手がどんな人とかいらなかった
自分が一瞬でも満たされればそれで良かった
でも、今思えばこれも「カラダを傷つける行為」だったわね

振り返れば、カラダを傷つけることは自分を保つために必要だったこと
満たされない自分を埋め合わせるための手段だったの
でも一瞬は満たされるけど、根本的な解決にはならなかった

どうして、今回このテーマにしたか?
それはカラダを傷つけることはいつ、誰にでも起こりうることだって知ってほしかったから
いま現在、カラダを傷つけている人に「埋め合わせをしなくても大丈夫だよ」って伝えたかったから
ただ、それだけなの

カラダを傷つけないと生きていけない瞬間ってあるよ
逃げ道がないんだもの
外にも吐き出すことができない
内側に向けたら自分が悪いとしか責められない
無自覚に追い詰められた時に人ってカラダを傷つけるのよ

不特定多数の人と関わるこの時代だからこそ
カンタンに自分が崩れてしまう
情報にあふれている世界だからこそ
埋め合わせる方法もカンタンに手に入ってしまう

それでもね、アタシはそんな人に
「自分を大切にしてあげること」を知ってもらいたいのよ

カラダを傷つけてきて散々埋め合わせしてきたからこそ「痛みの大切さ」はそれなりに知ってるつもり
でもアタシは「痛みの大切さ」よりも「自分を大切にしてあげること」を
たくさんの人に知ってもらいたい‼️
そのために「ブス説法」をしているの
「自分のブスな部分」を知ってもらうこと裏にある
「自分の魅力」を自覚してもらいたいの
「自分にはこんな部分があるんだ」って自覚してほしいの
自分を大切にしてあげるきっかけになれるように
今日もブスブス言い続けるわ😘


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