見出し画像

人間だるま【2ちゃんねるの怖い話】

※本記事はYouTubeに投稿している動画のテキスト版です。※
※動画・音声付きで視聴されたい方はYouTubeでぜひご視聴ください※


AさんとB子さんは、前々からハネムーンはインドに行くと決めていました。
結婚式が終わると、さっそく二人はインドにでかけました。
しかし到着した彼等が見たものは、想像していたものとまるで違う経済が困窮したインドでした。

道を歩く彼等にたかるバクシーシ(物乞い)、片手のない子供達(親が物乞いさせる為に切り落とすらしい…手がないほうが可哀想に見えるでしょ?)、
道端に倒れている病人(まだ黄熱病 ライ病がある)。

しかし、怖いなと思いながらも旅行経験の浅い彼等は、『注意していれば大丈夫!』とダウンタウンに向かいました。
そこが危険区域とも知らずに…。

少し歩くと、かなり大きいテントのお店がありました。どうやらサリー(民族衣装)を売ってるようです。
すると彼女は『サリーが欲しい!』と言い出しました。
それでは入ろうという話になり、テントの中に入りました。
テントと言っても、日本にある普通のお店ぐらいの大きさはあり、試着室までありました。
彼女は気に入ったサリーを二、三着選ぶと試着室に入っていきました。
男性の皆さんも経験あると思いますが、女性の買い物は長い!
彼も退屈になり『ちょっと煙草買ってくるよ!』と言ってテントを後にしました。

10分後、煙草を手に彼が戻ってくると彼女がいません。
店の人にタドタドシイ英語で聞くと、『もう帰った』という内容のことを言いました。
彼は外に出て探しました…いません。店に戻りました…いません。
ホテルにもどったのかな?

しかし、何時になっても彼女は戻りませんでした。
彼は焦りはじめ、大使館に連絡しました。
大使館も現地警察に捜索要求をしましたが、身代金の要求が無い限り、人が消えても蒸発として処理されるとのことです。

彼は自分で探しまくりました。旅行の期間が終わっても、安ホテルに泊まりながら探しまくりました。
しかしとうとう発見できないままビザが切れました。彼は仕方なく一時帰国しました。

しかし諦めきれない彼は何度もインドに行きました。
そして4回目の時、彼は疲れ諦めていました。辺りを見回すと、そこはB子さんと最後に別れたテントのあった場所でした。
彼はその場に座り込み、『なんで…こんなことになったんだろう?』呟きました。

そこへ1人の子供がやってきました。子供は何かわけの分からないことを喋り続けていました。
子供の首には、日本語で『人間ダルマ』と書かれたプラカードが掛かっていました。
彼は、放心状態のまま子供に手を引かれ、建物の地下にある見世物小屋に入りました。

そこで彼が見たものは…変わり果てた妻の姿でした…

薬を打たれているのか気がふれているのか目は空ろで、髪は乱れ…口にはSMプレイで使う玉をくわえさせられ…
両手両足はもがれ…裸で転がっていました。

彼と目が合うと…一瞬目をそらした気がしました…。
大勢の歓声の中…彼は身動きができませんでした…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?