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テクノロジーの一番大事なことはタイミング⁉

こんにちは。事業計画研究所です。

本日も「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」佐藤航陽(幻冬舎)の所感をレポートしていきます。

前回は、「テクノロジーとは」というテーマで話してきました。

今回は「テクノロジーのタイミング」をテーマに話していきたいと思います。

タイミングがすべてを決める

テクノロジーとは社会の課題に応じて登場することから、世の中にどのような課題が存在していて、今現在どんな技術が存在しているかを理解している人にとっては、次にどんなテクノロジーに注目が集まるのかを予測することは可能です。

しかし、それが「いつ」なのかを正確に予想することは別問題になります。

タイミングが早すぎれば誰にも注目されず、遅すぎればおいしいところはすべて他人に持っていかれてしまいます。

テクノロジーの流れを読み切ったうえで、適切なタイミングで適切な場所に陣取っておくことが必要です。

感覚的には世の中より半歩早いという状態を狙う必要があります。

周囲の反応

それでは、どのようにしてタイミングを見計らうことができるのでしょうか?

タイミングが適切かどうかを読むために最もよい指標になるのは、周囲の人の反応を見ることです。

筆者によると、「一部の技術オタクが熱狂しており、それ以外の人がピンと来ていない・理解できないという状態が、取り掛かるタイミングとしてベストである」と言います。

技術が社会に浸透するには、数年間の時間差が生じます。

世の中のメインストリームになる前に参入できれば、優位な立場に立つことが可能です。

したがって、自分自身がテクノロジーに深い興味があり、手を動かして何かを作っている人ならば、周りの人にヒアリングして反応を探ってみることが近道です。

特に自分よりも年齢の高い人を対象にしてみるといいでしょう。

自分よりも明らかに新しいものに対する関心が薄い人でも知っていることでは、すでにレッドオーシャンと考えて見切りをつけてもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「テクノロジーのタイミング」というテーマで話してきました。

今回はエンジニア視点が強い話になってしまいましたが、一方で、技術にあまり詳しくない人でも、手早く未来を予測できる方法があるため、それを次回の記事でお話ししたいと思います。

次回作をお待ちください!

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