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フランチャイズも事業承継は発生しますよね?

こんにちは!ビジネスマーケットの大矢です。

ビジネスマーケットは想いのある小さな会社を未来につなぐことを経営理念に活動している会社です。このnoteでは事業承継の活発化を図るために情報発信を行っています。

みんな事業承継に興味を持ってくれると嬉しいです!!

ちなみにビズマの事業は基本的には、地域に特化し、自治体からの委託を受けて事業承継支援事業を行っています。

ただ、その他にもやっていることはあるので、今回はビズマが支援しているフランチャイズ本部の事業承継対策について書きたいと思います。

フランチャイズ店舗(FC)の事業承継

今日本は全国的に、経営者の高齢化、後継者不足により廃業リスクが高まっていますが、FC加盟店のオーナーについても例外ではありません。

ある業種のFC本部(細かく書くと特定できてしまいます。。)から問い合わせがあり、FC加盟店の高齢化が著しく、廃業してしまう店舗や廃業予備軍と言える店舗が増えてしまっていると相談を受けました。

そこでビズマは以下の内容を提案しています。

①現状把握

最初にすべきことは現状把握です。そもそもで、加盟店の情報についてどれだけ把握できているかを確認しました。

オーナーの基本属性、家族構成、資産の状況、後継者の有無、経営者の事業承継に関する意志など、ヒアリングと情報の記録が出来ていない現状がありました。

ヒアリング後、年齢と後継者の有無などを基準に、近い将来に事業承継の支援を行う必要がありそうなオーナーを抽出してリスト化することを提案しました。

あわせて、オーナーと接する機会の多い担当者に、事業承継に対する意識がどの程度あるかも社内で調査することにしました。意識がない状態では、オーナーから情報をヒアリングするのは難しいと考えたからです。

②担当者への教育

現状の把握後は、手始めに社内教育を行いました。

事業承継が自社にとってどのようなリスクがあるのか、オーナーに必要な支援や提案は何か、最低限必要な知識の付与、などを行うことで、現場でオーナーの廃業リスクについてアンテナが立つようになり、情報が集まるようになることを狙っています。

マインドセットと最低限のスキルセットを行わないことには、オーナーの状況に気付くことが出来ず、支援をする前に既に手遅れで廃業を選択してしまっていた、ということになりかねません。

事業承継に関するスキルは、オーナーが本当に営業を信頼しないと話してくれないという点で、ある意味営業スキルの到達点の一つとも言えますので、営業力強化という点でも効果があると考えました。

③加盟店への支援体制

今後の展開として、支援が必要な加盟店への支援体制を整えることを考えています。

後継者不在の加盟店の場合は、後継者マッチングのための情報連携体制が必要です。

現状CRMなどのツールで加盟店を管理している場合でも、事業承継という観点で考えたときに、譲渡ニーズと譲受ニーズがタイムリーに管理できるシステムや仕組みを運用をすることが重要と考えました。

将来的にこのお客様は、ビズマからこのシステムを提供することで、情報連携体制を構築する予定です。


こういった事業承継の現場もあるということを知っていただけたら嬉しいです!

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